昨日の The Last Weekend 大阪公演

次男と一緒に参加してきました。


開演前にパンフレットに書かれていた言葉を見て

 いつか子供達に
  この時代を伝えたい
 どんなふうに人が
  希望をつないできたか



息子が言う…

 「こんな風にしたんは、大人達やろう」

  色んな葛藤を今、抱えてる次男
  そう思っていても無理はないと思う。


Liveが始まる…。


一緒に手拍子してる。
一緒に拳を振り上げてる。



私も次男が隣にいることなど忘れて
 思いっきり楽しんでる…。弾けてる。



センターステージの前…
少し空いた時間に、次男に尋ねる

「来て良かったやろ?」



そうすると…次男

少し恥ずかしそうに、「うん」

「J.Boy が良かった」
「喋ってはった言葉が良かった」

「アニメのシーンが良かった」
「どの曲も、良かった」


 


 1986年・33歳の時にこの歌を書いた

当時日本はバブル期を迎え 世界一の経済大国になり
 JAPAN as NO.1 と国全体が浮かれていた

ところがバブルは崩壊し、やがて失われた10年…

さらに2001年9.11テロで世界は混乱し、
リーマンショックを機に「世界金融危機」が起きる
 失われた20年…



そして3月11日


 
 おそらく俺の人生の中でも、日本の戦後の中でも
 もっとも困難な時期が今で
 このまま沈んでしまうのか?
 全く違う素晴らしい国になるのか?

 今こそ、どういう生き方をするのか
 これからの生き方が問われる



Show Me Your Way J.boy





アニメのシーンは…。この曲だったね。





その前の曲は、日本の古き良き時代の背景が流れたね…
 着物を着たお母さん、威厳のあるお父さん…
 男の子は丸坊主で、女の子はおかっぱ頭。
 つつましい暮らしの中で、みんな笑顔だった。
  私は、かろうじてその暮らしを知ってる世代。
 あの頃の日本は影も形もなくなってしまった。
 




きっと、開演前の気持ちと、終演後の息子の気持ち。
変わったと思う…。


一緒に来れて良かった。

40代50代…の大人たちが、こんなに弾けて楽しんでる姿
次男の目に、どう映っただろうか…。



次男の First 生Live が、省吾さんで良かった。


 一流のミュージシャンが奏でる音を聴いて

 本物を見分けられる大人になって欲しいと願う。








センターステージで、省吾さんが言った。


「君たちの人生のサウンドトラックに俺の曲を入れてくれたら嬉しいです。」


私の人生の応援歌は、やはり省吾さんだ。