山野井泰史さんの本を読むようになり
Amazonに、オススメとして出てきた
『太陽のかけら ピオレドール・クライマー 谷口けいの青春の輝き』
(2019/1/5発行)
読みました。
谷口けいさんのことを知ったのは
宮田八郎さんの「穂高小屋番レスキュー日記」でした。
ブログ「ぼちぼちいこか」には
ー谷口けいちゃんが、逝ってしまった。ー
と、悲痛な心境が書かれてあり…
谷口けいさんのお名前が、印象に残っていました。
山男から愛された、谷口けいさんって
どんな方なんだろう、って。
高校までは、クラスメイトからもあまり印象に残らない
少し閉塞感を持った方だったようです。
高校3年生のときに、日本を離れてアメリカへ留学
帰国したけいさんは、殻を破ったように
家を出て自活しながら、大学へ進学。
自転車で国内だけでなく
モロッコ、ニュージーランドをツーリング。
女性だけのチームを作り、アドベンチャーレースに参戦。
入賞を遂げる…。
野口健さんに誘われ、山の清掃活動に参加。
その後少しずつ、アルパインクライマーに傾倒していく。
こんなにエネルギーに満ちた
まさに太陽のような女性、がいるんだな。
どんな人にも臆さずに、フレンドリーで
自ら輝いて、周りを明るくさせる人。
けいさんは、43歳という若さで亡くなってしまったけど
命いっぱいに生ききった人。
山に魅せられる人って、魅力的な人が多いな。
来世では、私も山に登ってみたいな。