東京での仕事が終わり


劇団四季の自由劇場で「エビータ」を観ました。


ストーリーは


エヴァ(愛称エビータ)
は貧しい生まれ、しかし

タンゴの歌手として売り出し、やがて、

将軍ペロンと結婚。

そして、

アルゼンチンの独裁者ペロン大統領の妻と
して副大統領になり、欲しいままに権力を
握ったというエヴァ・ペロンの生涯。

波乱の人生です。


この舞台では

男を利用してのし上がったと言う部分が

強調されている様にも感じました。

彼女は27歳でナンバー2へ。
しかし、癌におかされ、33歳の
若さでその短い生涯を閉じるのです。

さびしいです。


彼女の人生を チェ・ゲバラ が語るように話が進んでいきました。


貧しい大衆を味方につけ、大衆から愛されて・・・・しかし

最後はひとりぼっちでした。

(もちろん舞台での話ですが)


以前、一度観て、これで2度目でした。


浅利慶太さんの演出で同じなのですが

だいぶ

イメージが異なりました。

当時はまだ自分が若くて、理解できなかったのか・・

それとも、よく憶えていないからでしょうか・・・

キャスティングの違いによるものでしょうか・・・

それでも、まるで違うものを観たような感じでした。


男性が妻を取っ替えひっかえしても、そうはさげすまされないでしょうにね。

時は第2次世界対戦直後あたりの頃の話ですから私生児の貧しい女性が権力の座を得ることがどんなことなのか。国がアルゼンチンでなくとも様々な事が想像されます。




写真は大門からの東京タワー。
さくら・の・茶の湯-2010Mar.Tokyou_Daimon

東京はここ数日間雨がちでとても寒かったです。