私たちの経験上、小学校受験の成功のために教室に通うことが絶対ではないと思っています。
市販の教材と模試や季節講習、行動観察講座、単発講座をうまく利用して家庭での過ごし方を工夫すれば合格は十分可能です。
なによりも保意識の意識と家庭での過ごし方が一番大事だと思います。
小学校受験でだけではなく、受験全般に言えることですが合格者の多い塾に通えば自分の子も合格できるというものではありません。お子さんのレベルにあったところで、授業を聞いてきちんと
学べていなければ、座って帰ってきているだけで時間とお金の無駄になってしまいます。
・教室で先生が話していることを理解できているか?
・考えもせず、適当に印をつけていないか?
・お隣をみて同じ答えを書いてしまっていないか?
・出来なかったところを御家庭で復習しているか?
出来るようになっても時間を空けて再度やったと
きに、きちんと出来ているか確かめているか?
(間をあけた反復学習)
・季節や行事を意識して生活しているか?
・手先を使うような遊びをしているか?
・自然とふれあい、体を動かしてあそんでいるか?
・公共機関を使用するときはマナーについて
話しているか? など
これらのことを把握し、行っていなければ通塾だけしたところで受験は成功しません。
今、年少さんなら、おうちでお菓子やおかずを数えたり、分けたり、洗濯物や文具を指示した場所に片付けてきてもらったり、昔話を一緒に楽しんだり、季節を意識した生活、行事を楽しんだり、童謡を聞いたり、、、と毎日の中で自然と覚えて知識をつけていく事が一番大事だと思います。
ペーパー上で暗記、暗記では子どもはペーパーに取り組むのが嫌になってしまいます。
週末を一年以上お教室通いに費やすのなら、受験をすると決めたのなら、その時間が価値のあるものになるよう、どう取り組むべきか保護者が考え、工夫して過ごして頂きたいと願います