ペーパーでも制作でもスピードが求められる筑波。どちらも反復練習をしてやり込む必要がありますが、今日は制作について。
製作は「はじめ」の合図の後の初動が大事です。
紙を早くちぎる(裂くとちぎるは違います)、早く色を塗る、早くのりを塗る、早く結ぶ、早く折るができなければなりません。一つでも苦手なことがあり、オタオタしていたら時間内には終わりません。
ちぎり→両親指をくっつけた状態で下へ下へとちぎっていきます。たまに下から上へちぎっていく子がいますが、スピードアップのためには上から下へちぎりましょう。ビリっと音がしたらそれは破りです。ちぎる、破る、裂く、の違いを確認しましょう。
塗り→塗りは同方向にさっと塗り上げる。
ペンの持ち方は書く時のように持たなくてもよいです。クーピーを寝かせて芯の幅を広く使いぬりましょう。上からペンを掴む形で倒して塗るのが一番早いと思います。
貼り→糊の使い方に慣れましょう。
スティック糊の場合、スティックのりのキャップを外し、ネジってのりを出す動作も慣れが必要です。
この時、キャップも落とさないように。
貼った後に周りが浮かないようにしっかり縁を塗る。
また、のりをしまう時は、出した糊の部分をしっかりネジり戻してからキャップをすること。
折り→角を揃えてしっかりアイロンする。
普段から折り紙遊びをして慣れること。
厚紙は一度折り目がつくと折直しが難しくなるので慎重に素早く折る。
結び→基本の結びを試験まで毎日行いましょう。
空中で結べるようにもしてください。
蝶結びは、耳を作る方を気持ち短めにとり、最初のクロスをしましょう。巻きつける方を長めに取ると結びやすいです。
製作中は物を落とさないように置き場所を考えながら行いましょう。ちぎって余った方の紙も落とさないように注意を払いながら行うこと。これはちぎった物を先に袋に入れておくように
指示されることもあります。
これらはどれだけ経験したか、行った数だけ上手くなるので本番までお母様と競争ゲーム感覚で、出来るようになるまで、楽しく取り組めるよう工夫し行いましょう。