うまれて初めて退学願という
様式をみた。目



まさか、私の手元に巡ってくるとは
何の因果なのだろう。



 

先日、けじめだからと
子どもには学校長と担任の先生には
最後に挨拶をしてこよう、と言った。

わかった、と。

そして約束の時間までに
子どもは身支度をしていた。

担任の先生が正面玄関で
待っていてくれた。

子どもが

「学校に行けるけど、俺はもういかない!」

と、言った日から、

担任の先生と
お会いする機会があって
だんだん、お互いに優しいまなざしに
なってきた気がする。


(ちょっと、ちがう?)

 


最初は、私の勢いに担任の先生も
引いている気配を感じたし、
お互いに、見えない角が
あったような気もする。プンプンアセアセ



いくら私が言葉も顔つきも
やさしい雰囲気を演出してようとも。チューあせる

やっぱり、私の潜在意識は
担任の先生に、まっすぐに伝わってた。



 

私が担任の先生に、
「今日はお赤飯を炊いたんですよ。」
と、言った。



「えっ? はー、 そうですか。。。」

やはり私にも伝わってきたよ。
先生の潜在意識。

おかあさん、ついに
気ィ、狂った?みたいな感じ(笑)

わかるよビックリマークわかるビックリマーク

今までの私なら、怒りマックスで
心の中で、
担任の先生をぶん殴って、
子どももついでにぶん殴ってた!!
ような気がする。



おそろしあ・・・ガーンアセアセ

今は、
私も少し落ち着いてきているので、
「子どもの自己選択にお祝いです。」
と言ったら、ちょっとホッとしたみたい。

そこまで、狂ってなくて良かった!
と思ってくれた!?チュー!?



 

そのあと、校長室に入って
テーブルに向い合せで
着席させていただいた。

校長先生に、
子どもから、退学願をお渡しした。



校長先生からは、

校長と言う立場で言わせてもらうと
「残念です。」

「ただ、道は1つではありませんから
これからの未来を楽しみにしています。
そして、この高校のことを、たまには
思い出してほしい。」と。

私からは
「今の子どもの自己選択を最大限に
尊重しています。」と言って
ご挨拶をしてきた。



 

校長先生も担任の先生もあったかくて
子どもは、緊張していたようだけど
花束のような言葉と気持ちに
どこかうれしそうだった。

 


 


正面玄関で担任の先生が
見送ってくれた時に
「お世話になりました。」
と、子どもが言っているのに
ちょっと、びっくりしつつ
うれしかったんだな、と
心がほっこりした。


 

子どもに、「良かったね」
と言ったら、

心からの「YES」の
「うん」と。

「これから塾に通いたいんだけど。。。」

と、子どもが私に言った。

えっ???

まだ、時間が必要なんじゃないの??
焦らなくていいよ。
と、内心思った。

桜の開花は600℃になってから、
子どもの心は、愛で満たされたかな??



 

義務教育が終われば
学校って、
先生って
冷たいのかと思っていた。

そんなことなかった。

子どもが退学願を出す日が
近づいて、私が揺さぶられて
母にあたりまくりだった。


                 (だれ?)


その母が
「今日はどんなだったはてなマーク
と、聞いてきた。

「あったかい言葉をかけて
もらえたよ」と伝えた。

もう、制服を着ることもなく
教科書を広げることもない。

それでも春はやってくる。

この一年、通信制高校に転校の
期間を設けたけど
子どもの意志は固かった。

「通信制高校に転校してほしい」
は、私の期待。

私の気持ちが
揺さぶられまくりで
辛かった日もあるんだけど
沢山の素敵な方との新たな出会いも
あって、楽しく充実した2021年度だった。

きっと、私史上、最高に濃い時間だった。



 

これから、どうするか?
どうなるか?

子どもが選んで
決めてつかんでいくだろう。照れ飛び出すハート

それがうまくいっても
いかなくても
がっかりした顔をしないで
そのままの子どもを
信じる。受け入れる。認める。ゆるす。



変えられるのは、
自分と未来だけ
と、言うけど、

過去も今も未来も
自分も他者も
ひっくるめて
変わってきた。

母に、心から
「やっと、退学願を

出すところまできたよ。
ありがとう。」
と、言った。

母の顔つきも
やさしくなっていた。

それでも、やっぱり
喧嘩やいざこざは
ちょこちょこしてる。プンプンもやもや

そんなかんじでも
まっ、いいかビックリマーク照れビックリマーク



 

やっとここまで。

子どもと一緒に
ちょっとずつ、ちょっとずつ
歩んできた感じ。

このせっかちな私が
ゆっくりと頑張ってきたと思う。



それには、やっぱり素敵な出会いは
大きかったな。
ひとりでは、ムリだった。
気持ちが折れる!ガーン!

少し先行く先輩たちの
笑い飛ばせる力に助けられて
それでも受け入れるまで、
時間はかかった。

教育には時間がかかることは
十分分かっている。

だからこそ、ちょっとずつ
面白がって、いけばいいと思える。



 

ここまで頑張った私に
べきねば母さん脱出、おめでとうてへぺろラブラブ

ここまで頑張った子どもに
支配からの卒業と
大いなる自己選択、おめでとうてへぺろラブラブ



ここまで腹の立つ母にも、
すこーし黙っててくれてありがとう口笛ラブラブ

そして、たくさんの素敵な
人との出会いにありがとうラブラブラブ


 

退学願を提出してきたのに
ありがとうに、つつまれた。



今年の桜はいつにもまして
私の目には美しく見える照れキラキラ

 

 




            うぷぷベルしあわせベル