夫は茫然としていた

 

 

だけど、子供たちが自分のことをどう思っているかを聞いて、

離婚はもう避けられない、と悟ったようだった

 

 

夫は黙って私の話を聞いていた

 

 

 

離婚するにあたって、自分の考えが正しいのか聞きたくて、

年末に弁護士のところに行ってきた

(※金額の詳細は、ちゃんと決着がついたらアメ限であげ…るかも)

 

 

まず慰謝料だけど、

夫婦間の誓約書には200万て書いたけど、2人いるから単純に2倍になるんだって

だから慰謝料400万円

(ごねられた時のために多く言っておくw むしろ誓約書サインされなくて良かった)

 

 

そして養育費だけど、

あなたの年収と私の年収で算出して、〇万円

 

 

あと不動産

査定に出したら〇〇〇〇万円だった(オーバーローンなし)

そこから売却時の手数料150万円と住宅ローン残高引いて、

残り〇〇〇〇万円、これを1/2にして自宅の分与〇〇〇万円 

(実際は売却手数料は含めないらしいですw 気づかれるまで入れておこう)

 

 

 

そして貯蓄

4月に固定資産税やら車税やら出て行く分を引くと、残金〇〇万円

これを単純に半分して貯蓄分〇〇万円予定

 

 

あとは、学資保険

下の子の分は支払いがあと1年半あるけど、私が支払います

私の名義になっているのと、子供たちの大学進学費用にあてるから、

分割はしないで私がもらいます

 

 

あと、義母(夫の母)が子供たちにかけている学資保険(払込済)だけど、

これはあなたの名義なので、あなたに渡す

「進学時に祖父母からだよ」って言って子供達に渡してもいいし、

自分で使うでもいいし、それは私は関与しない

 

 

そして年金と退職金の分割

私があなたの扶養に入っていた時期がほぼないから、年金は分割なし

退職金も私と同等の予定だから、分割なし

 

 

 

こんなとこかなセキセイインコ青

 

 

そして、あなたの分与分(不動産+貯蓄)から慰謝料400万円を引いたら、

概ね〇百万円くらい

これを離婚時にあなたに渡します

(家のローンは私が組んで、すべての家の権利を私がもらう)

 

ただ、私の独身時の貯金はNISAに入ってるから現金なくて…

どう用意するかは思案してるんだけど…

母に一度借りるか、NISAを解約するか…まあ考えるわ

 

 

あとさ、私ずっと産休も育休もほとんどとらずに今まで働いてきたの

養育費〇万円で済むのは、私が正社員で働き続けたから

専業主婦とかパートの人だったらこんな額では済まないよ

年金と退職金が分割にならないのも、私が働き続けたから

私がどんだけ頑張ってきたか、その辺も知っておいて

 

 

 

夫は泣くでもなく、うん、うんと消沈した様子で聞いていた

そして、

 

 

 

想定していた通りだった。このくらいだろうなって思っていた

慰謝料も養育費も。

引っ越すのにもお金は必要だから、現金は必要だな、と思っていたし…

 

 

ふーん。あなたも自分で調べたんだ

そして、ゴネないぞ?!

私の希望条件でいけそうな感じ音譜

 

 

正直言うと離婚回避のために、

学資保険も分割!とか慰謝料の相場は!とか言われるんじゃないかと思っていた

学資保険を半分夫に持っていかれたら、子供の進学がかなり厳しくなる

(本来は学資保険も共有財産なので、分割対象になるそうです)

 

 

子供のことを考える気持ちはあるようで、良かったキラキラ

(どんだけ信用ないの笑?!)

 

 

ゴネたり離婚は嫌だ!と言われたりするかと思ったが、

案外すんなり受け入れて、分割をどうするか話ができた口笛

 

 

 

夫は、

 

 

もう避けられないことだっていうのも分かってる

家族にかかわるのが怖くて、ビビッて避けて逃げて…

その結果が離婚を早めてしまった

情けなくて仕方ない

何年も我慢してくれたことも感謝してる

離婚したくはないけど、考え直してといえる状況じゃないことも分かる…

 

 

と静かに泣きながら話した

 

 

さすがに私も涙が出た

心が痛んだけど、自業自得だろう、という気持ちの方が大きい

 

 

ここにきてようやく、ようやくやっと

崖っぷちにいるのではなく、崖から落ちていることに夫は気づいたようだった

 

 

 

それでも「ここから変わってくれるかも」と期待する気持ちは私にはもうない

静かに、夫に、

 

 

今あなたの周りにいてくれる人を大切にした方がいいよ

今までの考え方を変えないと、あなたの周りから人がいなくなる

あいつがどうだ、こいつがどうだ、と人をジャッジしていないで、

自分を省みて人に接した方がいいと思うよ

 

 

 

と伝えた

 

 

 

簡単にまとまる話ではないので、ひとまずここで話を終了させた

 

 

 

ほぼ全てすんなり受け入れた夫に、さすがに響いて変わるのかな?と思ったが、

そのわずかな希望は、

 

 

 

たったの1日で崩れ去ることになった絶望