うちの夫はモラハラ気がある

 

よくネットで見るような、

「仕事をバカにする」「お金を渡さない」「無視する」

などをするわけではないので、モラハラだとは思っていなかった

 

 

夫の不倫を経て、夫自身のこと、夫と私の関係などを詳細に分析して分かったこと

 

 

夫は

●自分が最も正しい(=他者が間違っている)

●自分がお山の大将でいたい

●自分を持ち上げてくれる人、同調してくれる人が大好き

 

 

だから自分でこの心地良い状況を作る

 

 

例えば、夫はあるスポーツを教えるのがうまい

人の癖を見抜くのがうまいので、的確にその人の癖を指摘して直してあげられる

(ここは素直にすごいところだと思う)

 

自ら人を集めて練習会を開くほど

(ここへの情熱ハンパない。。。家庭を省みない)

 

けどその練習には、夫より下手な人しか呼ばない

 

 

なぜか?

 

 

「自分が教えてあげる」→「すごい!すごい!と尊敬される」→「お山の大将でいられる」

この状況を作りたいからじゃないか、と今では思う

 

 

 

夫は、かなり上のレベルの人に混ざって練習しても問題ないほどのレベルだ。

なのに、上のレベルの人たちの練習にはほぼ行かない。

自分で上手い人たちを集めて練習しよう!とかもない。

上のレベルの大会にも出ない。

自分が主役(優勝とか準優勝とか)になれる程度の大会にしか出ない。

 

 

theジャイアン

 

 

特に、「人に何かを教える」ということに関して、自分の考えを絶対に譲らない。

全ては自分が正しいと思っている

 

 

私に教えている時、前とは違う事を教えられ、困惑した私が

「前はこう言ってたけど・・・」

と言うと、

 

 

「いいから黙って俺が言うことだけやればいい!!」とキレる

 

 

私がミスするたびにため息をつく・・・

大きい声で詰め寄ってきて、私の何がダメなのかを言われる

あーしろ、こうしろと指示され、指示以外の事をしたら怒られる

私の守備範囲に来たのに「よけろ!!!」と後ろから怒鳴られる

 

 

これは普段の生活の中でも同様のことがある

 

 

そして、自分の正しさが通らないと悟ると

「じゃあもう~~しない」

「もう~~しなくていい」

0か100かで攻撃する

 

 

子供にもこれは発動される

「じゃあもう教えない」「もう一緒に遊ばない」「もう連れて行かない」

などなど

出来もしないことを平気で言う

 

 

完全に脅し

 

 

「ごめんなさい、そういうつもりじゃないの」

と言わせようとしているのが見え見え

 

 

不倫中&再構築中も、自分の分が悪くなるとすぐに

「出ていく、離婚する、別居する」

と言っては私を脅していた

 

 

離婚する気なんて一切ないくせに

 

 

私は、

「離婚する気ないくせに脅しで言うのは、モラハラだよ!」

と3年後にようやくキレた

 

 

そもそも夫は、「話し合い」というものができない人だ

夫婦なら、話し合って歩み寄って妥協点を見つける、

それが一緒に生活していく中で大事なことだと思う

 

 

歩み寄りたくて、夫に「話し合い」を持ちかけても、

・家に帰らない

・私に罪悪感を感じさせるように自虐的になり引きこもろうとする

・話している途中でいなくなる

 

という逃げを繰り返す

 

結婚して15年、「話し合って歩み寄る」ということを、これまでしたことがないことに、この前気づいた

 

 

夫は私の事をバカだと思っているんだろう。(知能の点ではなく)

「黙って俺の言うこと聞いてればいい」と思っている。

 

 

言い合いになんて今まではならなかった

黙って息を潜めて、「あなたはすごい、あなたが一番正しい」と持ち上げていたから。

そして夫が怒りだしたら私は貝になる

 

 

でも今は、貝になることをやめた

持ち上げることもやめた

間違いは間違い、と正すようにした

それで夫が出ていくなら、それでいいと今は思っている

 

 

お山の大将でいたい夫にとって、

今の状況はとても苦痛なのではないか?と思うが、

まだ家族でいたいらしい

 

 

昔は、こんな夫のことを

「頼りがいがある。引っ張ってくれる。リーダー気質で安心できる」

と思っていた(だから結婚した)

 

 

私の精神面が成長したからなのか?

子供へしていることを第三者目線で見て気づいたからなのか?

不倫という大罪を経て、ようやく私がされていることの理不尽さに気付いたからなのか?

 

 

今は多少おとなしくはしているが、根本の気質的な部分は何も変わっていないので、

 

 

やはりこんな夫とは将来一緒にいられない、と痛感する真顔