病棟を歩いていたようには歩けなくて、しかも、歩く速さがものすごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく遅くなっていることに唖然とした、退院直後の事。
たとえ話ではなく、実際に比べたなら亀のほうが進むの早かったと思う。
たしかに子宮筋腫でお腹を10㎝切った後も全然歩けなかったけれど、今回は背中を1㎝切っただけ。体の辛さでいったら比べ物にならないくらい楽。
なのに、こんなにも歩く事に不自由するのはどうしてなのか。
3か月ほぼ寝たきりだったから? アスファルトは足への負担が大きい? これが座骨神経痛の後遺症?
などなど考えるも、所詮素人。理由はわからず。
とにかく状況を少しでも良くしたくて、あれこれ考え悩んだ寒さ厳しかった今年の1月の事。
ちょうどこの頃に、正月恒例箱根駅伝 青学優勝報道とともにナイキの厚底シューズが超話題になっていたの覚えています? コレコレ↓
の 色違いバージョンが話題になっていたことを。
※ナイキのサイトからお借りしてきました
まだうっすらお正月の雰囲気が残っている中、ぼんやりと厚底シューズについてのTVを見ていた時に、「 靴を買い換えてみよっかな 」 と思い立ち、速攻で夫に靴屋に連れて行ってもらいました。
歩くのちょっとはマシになれば。 というのもありましたが、何より 綺麗な靴を履いてリハビリをして、気分を一新したい ってのもあったかな。
それに今はいているシューズけっこう古いし、ちょうどいい機会。
くらいの気持ちでお店で試着、一番自分の足に合ったものを履いてお店の外を歩かせたもらったら
止まらずに通常の3倍 長い距離歩けました。
びっくり。
靴で歩行がこんなに変わるだなんて!
健康な時にはわからなかった。。。
因みに上のシューズはまだ売っていなくて、というか、あれは本気のランナーさんが1秒でも早く走るために作られたものだということで、ランナーでないわたしが選んだのはこれ。まさかのピンクです。
ナイキ リニューラン HP☞☆
ナイキ リニュー ランは、柔らかいフォームで動きをサポート。クッショニングの効いた履き心地を提供します。毎日のランニングを想定してデザインされたこのシューズは、しっかりとしたサポート力と耐久性のあるトラクションを発揮。快適な履き心地が持続します。(hPより抜粋)
アラフィフがこのピンクのシューズを履くのがイタイ行為である事は、十分わかっていますよ。でもでも、ピンクしかなかった。
あまりにも足にフィットしたので、背に腹は変えられずこれを購入したのです(言い訳をしておく)
当時 仕事ブログ用 に撮った写真。この頃毎日必死で歩いてました。
術後のシューズ購入。
お店の方に事情を説明したら、色々なメーカーの様々なタイプのものを出してきてくださり(感謝感謝)、たくさんの種類を履いてみて分かった事。
どうも硬めのクッションよりも、底が厚く、かつ、中のクッション(底)が柔らかいほうが長く歩ける。
という事実がひとつ。(アディダスとNBの厚底は硬くてムリだった。足が前に出ていかない)
それと、サイズはぴったり、もしくはちょっとキツめが歩きやすかったという事。(HOKAというメーカーのクションが物凄くよかったのだけれど、甲の部分の厚みが高めの構造で足に合わなくてあきらめた)※HOKA ONE ONE ☞☆
底に厚みがあり、衝撃を吸収してくれる柔らかい素材だと歩きやすい。
というのがわたしの靴選びの基準となりました。
それまでは、ヒールやペタンコビーサンでじゃんじゃん歩いてきたけれど、どれだけ足に負担をかけて来たんだろう・・・と考えたらそら恐ろしい事。
因みにその後、洗い替え様にもう一足欲しくなり、でもまだ一人で外出ができなかったのでナイキのネットショップで買おうと思い、思い切ってナイキのカスタマーセンターに電話をして相談してみたんですね。
1、腰の術後であること
2、底が厚くて柔らかい方が歩きやすいこと
3、リニューランが足に合うのだけれど、ピンクが似合わない
と伝えたら、親切に3種類候補をあげてくださり、その中から選んだ1足がこれ。これは良かった!!!
リアクト インフィニティ ラン フライニット HP☞☆
上のピンクより軽くて足にどんぴしゃ。足首くらいまで包んでくれる感じで通気性良し。もうかれこれ半年くらい履いているけれど、今だ踵も減ってきていないのでコスパもよし。と大当たりでした。
と、足の形は人それぞれなので、一概におすすめをするつもりはないけれど、椎間板ヘルニア術後の靴選びについて、超個人的見解を書いてみました。
ほんとはねー、ヒールもビーサンもはきたいんですけどね。しょーがない。