術後1日目

 

朝イチで足のマッサージ機が取れた。体は60度くらいまで起こして良いとの事でベッドの角度を動かしたところ、60度がきつく感じる。

 

足のしびれは相変わらず。

じっとしていても右足中指から小指までに軽くしびれあり。主治医に、「どのくらいでしびれは治まるか?」と聞いたところ、「長い付き合いになるだろう」と言われか

かなりへこむ。

 

術後1日目は、寝たり起きたりで1日が終る。

 

 

 

術後2日目

 

朝から発熱。だるい。なぜか気分も上がらず。カロナールを飲み熱を下げるが食欲ゼロ。

 

そんな体で、術後初めてベッドから立ち上がることにチャレンジ

看護師さんの手をお借りしながら、ゆっくりペースながらもスムーズに立ち上がる事ができた。そしてそのまま車イスに移動して(といってもベッドサイドで)しばらくの間座って様子見をするとの事。

 

5分経過、10分経過。。。

 

考えてみれば、5分以上椅子に座り続けるのは1か月ぶり。またあの痛みがでるんじゃないか? そろそろあの痛みが来るんじゃないか? と戦々恐々。

しかし、結果30分座り続ける事ができた。嬉しいというより不思議な感じ。

 

そしてこの日お昼から座って食事ができるようになった。食欲はないが座って食事が出来る事に感動。

 
 

術後3日目

熱下がらず、カロナールを飲んで37.5℃くらい。だるい。

 

そんな中、この日は看護師さんと共にトイレまで歩けたので導尿が外れた。とりあえず歩けてひと安心。

 

心配だった右足は、相変わらず引きずって歩く感じ。術前ほどではないが、右足の別人感はぬぐえない。そして歩いてみると、あし底、特にかかとにはっきりとしたしびれを感じ、かかとのしびれが強いと、途中立ち止まらなければならなくなる。

 

しびれの強さは術前より強い。術前にそうなるかもしれないとの説明を受けてはいたものの、現実にそうなると激しく落ち込む。

 

リハビリも始まり、これからどんどん病棟の中を歩くようにと言われる。

 

 

 

 

術後4日目 ひとり歩行自主開始

 

熱が少し下がるも、ちょっとメンタルが変かもしれないと自覚する。座骨神経痛が収まったが、しびれが強くなってしまった事に非常に落ち込む。食欲ゼロ。

 

そして何故か普段は好きでもない梅干しが無性に食べたくなり、夫に持って来てもらう。食欲はないが梅干しが美味しくてたまらなかった。

 

この日は血抜きの管と点滴が外れて、やっと身軽になる。

そして更に、下半身のみのシャワーと洗髪の許可が出て、めちゃくちゃさっぱり。生き返る。

 

とともに、ひとりで歩いてみようという気になり、おっかなびっくり病棟内を歩く自主練を開始。この日は病棟1周250mを、ゆっくりゆっくり2週で限界。

 

 

 

どうしたことか、梅干しを食べたら元気になった。

 

 

 

 

 

術後5日目

 

やっと熱が下がり、それと同時に気持ちも幾分すっきりする。

さらに全身シャワーの許可が出てさらにすっきり。シャワーは恐る恐る椅子に座りながらでないと無理だった。

 

この日の歩行自主練。

熱が下がったおかげで体が軽く、初,ひとりで院内コンビニに行ったりなどをして、気が付けば約3キロ歩いていた。

 

しびれはあるけれど座骨神経痛が出ないだけ良しとしよう。

と、なんとか上手く付き合っていく方法を模索していくしかないと気持ちを切り替える。