こんにちは
今回は、勉強の話題からは外れてしまいますが、長男の体調面についての記録です。
頭痛の波
小学校4年生くらいの頃からでしょうか。
季節の変わり目や、低気圧の接近、暑さ、などが原因で、長男が頭痛を訴えることが増えてきました
風邪の症状などとは異なり、頭痛はこちらには目に見える形で分からないので、本人の訴えを基本的に信じるしかありません。
長男の場合、一度、頭痛の波がやってくると、数時間で収まる、とか一日でおさまる、ということはほとんどなくて、数週間続くようです。
アセトアミノフェン系の解熱鎮痛薬を飲ませても、本人的には全く効果がないというので、困ってしまいます。
学校に行けないほど辛いようであれば、休ませるのですが、「頭痛で休む」と連絡すると、長男の内向的な性格を心配してか、担任の先生から「何か心配事でもあるのでしょうか」とお電話をもらうこともありました。
ただ、「学校に行きたくない」というわけではなく、本当に「ただ頭が痛くて辛い」とのことなので、それも一応、本人の言葉を信じている状態です。
頭痛外来へ
あまり長引いているのも心配だったため、4年生のときに脳神経外科の頭痛外来に連れて行き、MRIも撮っていただきましたが、異常なしとのこと。
先生に「ピアノの音も頭に響いて辛いようで困っています。発表会も近いのですが」と伝えたところ、
先生が「あ~、もう発表会に出るのやめちゃえばいいんじゃないですかね。」
とおっしゃったんです
私と長男が「え…」と絶句していたら、
先生は「だって、痛いのに我慢して練習したって辛いよね。」と。
思わず、私も長男も、ふふっと笑ってしまいまして、
ここまで一生懸命練習してきたから発表会に出るのをやめちゃうなんてことはまずできないんだけど、でも、そっか、やめちゃうっていう道もあるんだよね、と親子ともども、少し気が楽になったことも確かです
その先生には、頭痛や嘔吐に効果のある「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」というすこぶる苦い漢方薬を処方されたのですが、長男はあまりの苦さに1週間でギブアップ
幸い、そのころ、自然と頭痛もおさまりました。
気休めでも頼りたい漢方薬
今年も5月から頭痛を訴えています
6年生になってからの通塾の増加もあって、疲れもたまり、土日頑張った後の、週明け月曜日の雨やら、涼しさと暑さの差やら、にやられているのか、改善はしていないようです。
「呉茱萸湯」はもう無理だというので、かかりつけの小児科の先生に相談したところ、
「呉茱萸湯を出されたの?あれを出すなんて、鬼だね~」と笑われて、もう少しマイルドな漢方薬「五苓散(ごれいさん)」を処方してもらいました。
これは、体の水分の循環を改善させて、結果的に頭痛の改善につながる効果がある、とのこと。
味は、「五苓散」の方が飲みやすいとのことなので、今はこれを朝晩飲んでいますが、やはりあまり改善はしない様子。それでも、飲まないよりは楽になればいいなという思いで、飲ませています。
私も頭痛が頻発しますが、市販の「イブ」などを飲んでいれば、そのうちに収まってしまうので、鎮痛薬を飲んでも改善しない長男の状況は理解できず、「そっか、痛いのか…」と聞いてあげることくらいしかできません
変声期
まだまだ私から見ると可愛らしい長男ですが、近ごろ、喉の調子が悪そうな時があり、ピアノの先生に「声変わりが始まっていますよね」と指摘されて、びっくり!
みんな忙しい毎日をよく頑張っていますよね。
成長期なのでもっと寝かせてあげたいけれど、22時半就寝、6時半起床の8時間睡眠が限界で、体調面が整わないと、勉強の効率も悪くて、体調面に勉強面に日々悩みは尽きません。
ついつい、「頭痛くても、少しは勉強しないと」と焦ってしまうのですが、あまりに辛い時には「休もう!」と言ってあげる勇気も必要ですね