※いつもの子育て記録ではなく、先天性水腎症の息子の検査の備忘録です。
興味のない方はスルーしてください。そして、書いている私に医学的な専門知識はほとんどないです。りゅーくんの主治医の見解をメモなしで聞いた話を、思い返しながら書き記していますので、間違っている情報があるかもしれません。悪しからず。
りゅーくんは、本来なら一方通行であるはずの尿が逆流し、腎臓にばい菌が入って尿路感染症を引き起こしている可能性がある。
今回は尿がどの程度逆流しているのかを調べる検査です。逆流の度合いによっては予防的に抗生剤服用があると予め言われています。
主人がたまたま休みになったので一緒に行きました。
まずは点滴のルートを取るところから
尿道から造影剤を入れるため本来は必要ないものですが、造影剤によって稀にアレルギーを発症することがあるため、万が一に備えて
手で三回失敗し、結局足にルート取ってました(仕方ない、赤子の細い血管から点滴とるの絶対難しい重々承知ですが心は痛い。)
30分かかって、その間ずーーーっと泣いてました
うう、、、この時点で泣きそうに(私が)
そして造影検査。
尿道から造影剤を入れ、レントゲンを撮ります
眠ってしまうと、排泄をしないことがあるため麻酔なしで行うとのこと
レントゲンなので勿論被ばくのリスク有りです。
検査の間中、ずーーーっとりゅーくんが泣いていて。今まで聞いたことのないような叫び声でした
ママもパパも居なくて、知らない場所で、知らない人だらけ。しかも痛いことをされている。
りゅーくんの心情を考えると居ても立っても居られませんでしたが、検査をしないと尿路感染症を繰り返し、腎臓にダメージを与え続けることになる。
必要な事なのだ、と自分に言い聞かせて検査の終わりを待ちました。
検査が終わってりゅーくんを抱き上げた時、泣きすぎて嗚咽を漏らし、汗だくになっていましたよく頑張ったね。
さて、検査結果ですか、
なんと、尿の逆流はなし!
思わず「えっ?!」って言っちゃったよ
じゃあ何故二度も尿路感染症を起こしたのか?
りゅーくんの膀胱近くの尿道が、本来真っ直ぐであるはずなのに曲がっていて、弁のようになってしまっている。それでおしっこが出にくくなり、古い尿が溜まって尿路感染症を起こしているのではないか、というのが先生の見解でした。
けれど、なぜ尿道に問題があって、片側だけが水腎症なのか。(片側だけに問題がある場合、尿管に狭窄があることがほとんど)先生も首を捻っていましたもっと調べる必要があるとのこと。
尿道に問題があると分かったので尿道からカメラを入れて検査をしたいが、いかんせんまだ4ヶ月なので尿道が細すぎて傷つけてしまう可能性が高い。
なので、腎臓にフォーカスを当てたMRIをする(かもしれない。まだ未定)。
そして、りゅーくんの場合は逆流がないので抗生剤を服用しても尿路感染症は防げない
泌尿器科の先生に一度見てもらって(今の主治医は小児科医)、必要なら腎臓専門の小児科医のいる大学病院に紹介状を書きますと言われました。
転院?!と驚いていると、手術自体はこの病院でも可能だが、いかんせん4ヶ月なのでこちらでは症例がない。
腎臓専門の小児科医の方が経験も多くご両親も安心でしょう、と。
ううーん、やっぱり4ヶ月っていう低月齢がネックになっているのね。。。
そして、本格的に「手術」が視野に入ってきたなと先生の話から感じましたまあ、多分以前に話していた一歳までに自然治癒するだろうというのは、尿管が狭窄していた場合だったものね。尿道が曲がっているのは恐らく自然治癒することはないんだろうな、と話の流れから推測。
とりあえず来週、泌尿器科の先生の診察を受けることになりました。
けれど、原因が(一部ですが)判明して、一歩進んだ感じです
そして抗生剤での予防ができないので、あと何回か尿路感染症で入院することになると予想
毎日体温測って、気をつけることにしますそれしかできない
りゅーくん、帰ってコテっと寝てしまいました。
とってもとってもよく頑張ったね。
痛いことたくさんあるけど、頑張ろうね。
今日はグズグズ、抱っこちゃんです
家事は放棄して(オイ)、いっぱい抱っこしています