ネットで近所の病院で睡眠時無呼吸症候群の治療を行っている耳鼻咽喉科を見つけ、HPを見るとなんとなくよさげだったのでそこで検査を受ける事にしました。
しかしその安易な気持ちで、この病院にしたことが、後々後悔することになるとは夢にも思いませんでした。
病院へ行くと、まずいきなり私から「睡眠時無呼吸症候群です」というのもおかしいので、「いびきがすごくて、ときどき息が止まっているみたいなので、検査をして欲しい」と説明しました。
この病院での検査は、入院ではなく(入院設備はなかった)睡眠中の状態を調べる機械を自宅に持ち帰り、自分でセットして測定し、その結果を先生が診断するということでした。
その機械というものは、弁当箱ぐらい(最近はもっと小型のものが有ります)の大きさでチューブと配線が出ていて、鼻の穴の所に取り付けて呼吸といびきの音を関知するセンサーと指先に取り付けて血中の酸素濃度を測定するものです。
そして先生からその器械の取扱い方法を説明してもらったのですが、その説明の仕方にこの病院を選んだことに後悔しました。
この器械自体は特に難しいものではないので口頭で説明してもらえれば充分理解できたのですが、この病院はどちらかというと子供の患者が多い病院だったので、説明がバカ丁寧で、ひとつひとつ、実際に取り付けて説明するのです。
しかしその中で、鼻の下に取り付けるセンサーは両面テープで取り付けるタイプだったのですが、ジェスチャーで説明してもらえれば充分なのに、両面テープの裏紙をめくり、なんと自分の鼻の下に軽く貼り付けて見せてくれました。
その後、センサーを外して裏紙をもとに戻したので、まさかそのまま貸し出すの? と思いつつ気の弱い私はなにも言えず、説明を聞き終わりました。
その後予想通り、先ほど試験貼りをしたセンサーと共に、機械一式を手渡されました。
今さら違う病院へ行くのも面倒なので、まあ一晩のことなので我慢し、センサーを取り付けて寝る事にしました。
続く