「今日は学校に
行きたくない!」
朝から泣き続ける娘。
昨日の夜までは
行きたくないなんて
言っていなかったのに。
小1の娘は、
今週から通常登校になり
授業時間が2時間から4時間に
一気に増えました。
授業のあとは学童。
拘束時間の長さ、
荷物の多さ、
新しい環境への適応…
1週間続けてきて、
金曜日、とうとう心が
叫んでしまったようです。
集団登校の時間になっても
泣き続けていたので
一緒に出発できず、
雨の中、手を繋いで
小学校へ向かいました。
「学校行きたくないの」
「ママと一緒がいい」
「学童も行きたくないの」
と泣き続ける娘に
「そうだよね。行きたくないよね」
「学童もあるし、疲れちゃうよね」
とただただ寄り添うだけの時間。
学校に着くと、担任の先生が
「よくここまで
がんばって来たねー!」
と笑顔で出迎えてくださいました。
「今日は雨だし、
嫌になっちゃうよね」
「いつも授業でがんばって
発言してくれてたもんね。
1週間がんばったよね」
先生の優しい声かけに、
硬くなっていた娘の心がだんだん
ほぐれていくのを感じました。
「ママ、がんばって
お弁当作ったから食べてね」
「帰ってきたら
今日のお話聞かせてね」
と私が言うと、
「うん」とうなづいて、
自分の意思で教室に入って行きました。
あぁ、よかった…♡
ふと横を見ると、
娘も仲良しのお友達が
一人、真面目な顔をして
ノロノロと教室の中に
入っていくのが見えました。
その様子を見て、私は
昔の自分のことを思い出しました。
私も昔、よくあんな表情を
してたような気がする。
嫌でもなんでも
やらなくちゃいけないんだと
思ってた。
「行きたくない」とか
「やりたくない」なんて
言っちゃいけないと思ってた。
その子はもしかしたら
全然違うことを
思ってたかもしれないけど、
私は勝手に自分を
重ね合わせてしまいました。
帰り道はとっても泣きたい気持ちに
なっていました。
私も本当は
行きたくないって言いたかった。
本当はもっとわがままを言いたかった。
「行きたくない」って言える娘が
羨ましいなぁって思いました。
安心して「行きたくない」って
言える場所がある娘が羨ましい。
と同時に、改めて、
私はやっぱり、
子どもの気持ちに寄り添って
「あなたはそのままで、
素晴らしい存在だよ」と伝え続ける
お母さんでいたいな
って思いました。
「お弁当おいしかったー♡」と
ニコニコで帰ってきました。
この先、
娘が「学校行きたくない」と泣く日は
どれくらいあるのか分からないけど
私は娘にとって
安心して話せる
最高の味方でい続けたいです♡