神戸に植樹された
「世界一のクリスマスツリー」
になる予定のあすなろの木について、昨夜息子と話していた
『とても大きなプロジェクトで、キラキラと輝く素晴らしいあすなろの木を思い浮かべると 早くその姿を見たいと思うけど、
自分があの木なら、富山の大自然の中で親族の木に囲まれて、雨や雪や風の音や、鳥の声を聴きながら静かに暮らしたいと思うなぁ
でも人間の人生も、ある日突然、他の地で生きる事になって、結果、素晴らしい人生になる事もあるもんね〜
神戸で、一人で立っているのは最初は寂しいけど、しっかりと根をはって、新しい木生、神戸に来て良かったなぁと いつか思ってもらえたらいいねぇ
それにしても、あんなに大きいのに、あのくらいの根の周りで大丈夫なんかねぇ?』
もう2度も あすなろの木に逢いに行ったので とんでもなく大きな木を目の当たりにして 根周りの土の少なさを心配していました
。。。
テレビをほぼ見ていない私たちは、今朝、今週末の点灯式イベントの詳細を調べていて、あすなろの木がイベント後に伐採されることを知りました(๑°⌓°๑)
ネットで大炎上している事も、今朝知りました
驚きとともに、なんてこと!と思いました
神戸市が そんな事をするだろうか?
神戸開港150周年記念や、震災復興、鎮魂の為と言いながら、観光客誘致のためだけに そんな事をするだろうか?
びっくりしたり、木が可哀想だと怒ったり、自分の角度だけからモノを言うのは簡単だけど、どんな経緯や事実があってそうなるのかをいろいろと調べました
本来なら 人間から見た感じでは、神戸に来たあすなろと同じ、樹齢150年のあすなろの木は伐採対象だという事
あすなろの木に限らず、知らない間に伐採された たくさんの木を 私たちはもれなく普段の生活の中で使っている事
私自身も、「やっぱり家具は木がいいよねぇ」と思っているし、つい先日 「やっぱり行き着いたら木の家具」とお友達と話したところ。。
幸せ〜♡ とか言いながら、お肉を食べるけど、目の前で生きている牛さんがバラバラに解体されるのはちょっと〜(¯―¯٥) というのと似ている
牛さんは食べるけど、イルカや鯨はダメっていうのとも似ている
木は切っちゃダメだし、動物を食べるのもダメだけど 野菜は食べるの♡ というのも似ている
私も含めて 人はみんな、自分の目線の角度の常識と 感情の中で物事を見て発言するので、批判も賛成も出るに決まっている
富山から、あすなろの木が神戸にやってきたことは事実
私は 自分の生活で木をたくさん使っているくせに、あすなろの木を 富山の、もといた自然の中に返してあげたいと思う勝手な奴です
そして、せっかくの あすなろの木のイベントには参加しようと思っています
この先、多くの批判を受けて 伐採が取りやめになるのか、計画通り加工品になるのか、どちらになるのかなぁ
考えただけで あとからあとから涙が出てきます
勝手ですね〜(T_T)