操縦カリキュラムLOS.FPV共通 レッスン#1 | さくらパパの趣味ブログ

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ゲーム(レースシム)、将棋、ラジコン(ヘリ・レーシングドローン)についてダラダラ書くブログ

ゆるくやっていきましょう。
本日はLOS.FPV共通カリキュラム、
レッスン#1です。

本カリキュラムはあくまでも操縦に関しての講座?なので、
機体設定や調整については書きません。

さて、第一回目の今回のテーマは"ケツホバ"。
ケツホバとは、機体を後ろから見た状態でのホバリングです。
レクチャー動画での使用機体は
・ヘリ XK K100 3Gモード
・ドローン URUAV UR65 Angleモード
上記2機種を使用します。

まずは基本的な操縦ポジションから。
機体の真後ろ2〜3mに立ちます。

ここからスロットルを上げて目線の高さまで上昇させますが、
ヘリは左方向に滑って行くと思います。
気持ち右エルロンを入れて真っ直ぐ上昇するように調節してみましょう。
じわっと上げるより、
ある程度勢いよく目線の高さまで上げてしまうほうが安定します


次はドローン。目視で練習します。
ドローンはほぼ真っ直ぐ上昇しますが、
加速度センサーの具合によっては一方向に流れようとするかもしれません。
じわっと舵を入れて安定させましょう。

舵を入れ続けながら飛ばすのは非常に難しいので、
水平な地面で加速度センサーリセット(ジャイロリセット)を行っておく事が望ましいです。


目線の高さ(アイレベル)が怖ければ、
腰〜胸の高さでも構いません。
また、ピタッと静止させる所謂ピタホバである必要はありません。
壁にぶつからなければ良いです。
決してピタホバにこだわらないで下さい。
これにこだわると上達の妨げとなります。

ケツホバの習得は、
今後の練習において重要な役割を果たします。

①基本操作を覚えられる。
②挙動を乱したときにケツホバ状態に移行させることで機体を安定させられる。

特に②は重要で、パニックに陥っても機体を後方から見ることで瞬時にコントロールを取り戻せるようになります。

ケツホバはヘリ・ドローンにおいて全ての飛行技術の土台となるので、
しっかりと習得しましょう。

最初は前後左右に多少振られていても構いません。
出来ることなら高度を一定に保てるよう意識して練習してみましょう。
これもピタッと一定高度というわけではなく、
±40cm位の範囲内を目指してもらえたらOKです。

ケツホバを、ケツホバだけを1日最低でもバッテリー1本分。
出来たら3本。
しかし上達の為の練習だけを、
飽きて嫌になるまで行うのは止めておきましょう。
遊んで飛ばすのは全然OKなのですが、
真剣に練習するのは程々にしておかないと続きません。

シミュレーターを利用するなら1回5分で区切ってバッテリー1本分として下さい。
ダラダラ続けるのはダメです。
効果が著しく落ちます。

また、ホバリング習得前にシミュレーターでフリップや上空飛行にチャレンジするのもNGです。
息抜きとしては大いに結構なのですが、
今の段階では上達には繋がりません。

これをヘリ(ドローンAcro)は2週間続けて下さい。
ドローンのAngleモードなら1週間で良いです。

もしも早く習得出来たら、
更に精度を求めて下さい。特に高度維持。
高度維持のスキルはLOS.FPV両方で必要となります。

次回、ヘリはT字ホバリング。
ドローンはFPVによる前進・旋回を行っていきます。

あまり根を詰めすぎず、
ゆるく楽しんで上達していきましょう(^_^)