今回は、またまた池上彰さんのAudio Bookを紹介
池上彰さんといえば、
週間こどもニュースやさまざまな番組でのわかりやすい解説が大人気です。
なぜわかりやすく伝えようと思ったのか、
どんなことに気をつけながら解説しているのか、などなどを知れたらなという思いで聞きました。
全体的に面白くタメになりました。
テクニックもいくつか紹介されていて、フムフムと感心させられました。
国語能力が低い、理系人間の私には最適な一冊だったと思います。
特に興味があったところを紹介。
・伝えるために大事なこと=深く理解すること
子供が理解できる言葉・内容までに分解する。
自分が知らない背景を知ること。
・自分がいかに物事を知らないかを知ること。
謙虚な気持ちで取り組むこと。
人の意見に耳を傾け、参考にすること。
・聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
謙虚に教えを請い、成長につなげること
・作成した文書を客観的に見直すときは、音読してみる
文書のリズムなどを確認することができる。
まわりくどい表現、一文が長い、2重否定になっているなどに気付ける
・カタカナ用語を社外でつかわない
社内で使っているカタカナは、社外で通じないことが多い。
例:コンプライアンス、リスクマネージメント、コンテンツなど
・○○性などの言葉を使わない。
例:利便性が向上します・・・これを使うことで○○業務のスピードが格段にアップしますよなどの表現を使う
・相手の立場にたった主語をかえる
一般例:○○会社の保険料があがりました。
良い例:みなさん、保険料があがりましたよ。
・質のよいアウトプットするにはインプットが大事
読書を通じていろんな表現を知っていることが大事
伝える力を鍛えるには、小説がよい
イメージの伝え方や読み手のひきつけ方は、小説が勉強になる
小説の登場人物の心理を考えることで、シミュレーションにもなる
話し方を学ぶには、落語がよい
間合いの取り方、抑揚を学ぶには最高
ビジネス力を鍛える上で、
小説よりもビジネス書を読んだ方がぜったいいいでしょ!って思ってましたが、
物事を伝えるというトレーニングのために小説って使えるのか!と感激しました。
そういわれれば、話し方のうまい人って、小説をかなり読んでたりするなぁと気づいたり。
このAudio Bookを聞いて、このブログの伝える力が少しでも向上できたかな(笑
ご興味ある方は、下のリンクからどうぞ。