米国の銀行を閉鎖するために | ニューヨークからのエアメール        ~ever since~

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滞米歴約30年。アメリカ国籍。外国人として日本で長期滞在ビザ取得。父の介護を経て、日本に家族で住み始めた現状で、かなりのカルチャーショックに陥ってます。

来週月曜日に、米国の銀行口座に残っている全金額を日本でおろすために、チェックにその金額を書いて自分名義で日本の銀行で手続きしてもらいます。

自分で自分にチェックを切るのです。そして日本の自分の銀行口座に入れてもらうための手続きをします。(外国為替を取り扱っている日本の銀行口座開設してから2か月経っていればこの手続きが可能)

約10日くらいで米国の銀行から、そのチェックの金額が引き落とされます。

米国の銀行は、ミニマムバランス(最低残高)が設定されているため、月末の時点でそのミニマムバランスを下回ってしまうと、手数料が発生します。

なので、バランスゼロにするのが、月末を過ぎてからになるように、このタイミング(25~26日ごろ)で手続きを開始します。

米国の口座から全額引き落とされてバランスゼロになって、日本の口座に振り込まれるまで約3週間かかります。

私の過去の体験から計算すると6月26日にチェックを日本の銀行に入れて手続き開始してもらうと、米国の口座からその金額が引き落とされるのが7月初旬になり、日本の口座に全額入金されるのが7月の中旬ごろの予定。その後、米国の口座を閉鎖する手続きをすぐにすれば、7月末までには完了するという計算です。

そうすれば、6月末の時点でミニマムバランスを保ったままでいられ、更に7月末には米国の口座閉鎖完了しているので、米国国座のミニマムバランスによる手数料をとられることなく閉鎖ができるという計算です。


私の場合、チェスバンクです。ミニマムバランスは5千ドル。(かなり高い設定ですよね!)だから、それ以上の金額をわざと残しておいたのです。

でないと、毎月ミニマムバランスきると$25くらいの手数料をとられてしまうので。。。チェスはとんでもなく厳しい設定だったんだということを、今頃身に沁みてわかりましたよ。あそこはお金持ち対象銀行だったのかもしれませんね~~。

チェスだと日本の郵便局のATMでお金をおろせるので、便利かなとあそこにしてたんですが、結果、一度もATMでおろすことはありませんでした。

ATMでおろせる金額の限度額というものがあるので、それを何度も繰り返していたら、手数料半端なくとられてしまいますので、やめました。

チェックで自分宛に日本の銀行口座に入金してもらうのが一番安いと思います。日本の銀行手数料はチェックの額がいくらに関わらず1回が2,500円くらいですからね。

チェスバンクにしておいてよかったなと思うこともあります。

それは、海外からでも24時間コレクトコールでカスタマーサービスに電話をかけれるということ。これはとても便利で、何度か使ったことがあります。

更に、海外からでも、口座閉鎖が可能だということ。これは、私が米国を離れた時には不可能だったのですが、その後、そうなったということでした。なので、米国の銀行口座を閉鎖するためにもう一度米国を訪れなければならないということがなくなりました。それが判ったので今年初めにNYに行こうとしたことを中止しました。

閉鎖するための手続きは、銀行によって異なると思いますが、チェスの場合は、米国政府から発行された有効なIDのコピーが2つ必要となります。


私の場合は、NYの運転免許証と米国のパスポートになります。どちらも有効期限がありますので、その期限が残っているうちにやっておこうと思いました。

パスポートは米国領事館で更新できますが(しなければならない)、運転免許証は米国に行かねばならず、更に米国に(公共料金の請求書などで証明できる)住所がなければならないので、私の場合、もう更新できませんから。

米国の銀行口座が閉鎖できれば、日本国籍に帰化手続きが開始できます。帰化後は米国籍の放棄手続きをしなければなりません。まだ私にはやらなければならないこんなに大切な手続きが残っています。


それらの手続きもタイムリーにここに記録して行こうと思っています。そういったことを、公に記録したものが大変少ないので、このブログ、かなり米国から日本に戻る人の為のバイブルになっていますよね^^

私の辿ってきた道が、そうやって誰かのお役に立てるのであれば、そんな嬉しいことはないじゃありませんかぁ~
(*^.^*)


※今回は犬に関してではないので、ここに犬と入れておきます。犬ブログに登録しているので。。