しばらく更新が途絶えていましたが、、災害で止まっていた一週間分の農作業のツケが溜まっていまして、真面目に働いていました。
一番大きな仕事、水路の水が止まって田んぼの土が見えていたので、大人しくしていたコナギの発芽や生育条件にドンピシャッときてしまい、草が暴れています。
仕方ないので、手取り除草しています。
除草前、その後では違いがはっきり分かりますね。
このやり出した時の草のサイズを見てください。
先代の農場長もお手伝いに来てくれました。
暑い中、、感謝です。
休憩は水路で少しでもクールダウン。
学校から帰ってきた子供らも合流して、水路はプールみたいになりました。
やり始めの頃と比べると、草のサイズが日に日に大きくなっていくのです。
最近のコナギのサイズ、もーすごい。
畔に溜まる除草した草の量が格段に増えていて、草もすごいスピードで大きくなっていることを見せつけられています。
連日の手取り除草、かなりハードに頑張っています。
なんか、お米作ってるなーという気持ちになるので、他に急ぐ仕事がなかったら楽しい仕事です。
地味で地道でハードだけどね。
田んぼ仕事では必ず汗だく、泥だらけになってしまうので、家に帰る前に川で洗濯して帰ります。
大雨災害からの日照り続き。
だんだんと川の水も少なくなってきています。
でも、すごい流量が体を通り抜けていきます。
すごく、この時間は贅沢だなと毎回感じています。
学校はようやく再開してすぐに夏休みでしたが、、水が貴重なためプールは無しです。
子供の水遊びにも、川は最高です。
そして、友達が被災支援でマッサージに駆けつけてくれました。
シュウくん、グッチ最高でした、ありがとー!
して、毎日方々から心の支援物資もいただいています。
我が家は1週間〜10日で災害復旧は完了し、いまは日常を取り戻すための農作業に追われています。
ですが少し先の本郷地域には、一晩で車も住むところも失ってしまった人たちが沢山いて、、その方達はやはり復旧とはほど遠い現状であると思うと、心が苦しくなります。
でも、田んぼと豚小屋との行き来で家から本当に出てなくて、中々外の情報や何が必要なのか、何ができるのか分からん状況です。
そんな現状も、歯がゆい。
豚の餌を頂いていた豆腐屋さんは、未だに水道が復旧しないので、水さえ来たらすぐに営業再開出来るのに、仕事が始められないと嘆いています。
仕事ができなくても、支払いは待ってくれないと。
被災した工場などは、再開のめどが立たないばかりか、撤退する企業もあるとの噂が飛び交っています。
家も車もなくした上に、仕事も失う人が今後出てくるのではと、その人たちの暮らしを思うと苦しくなります。
でも、まずは兎に角自分自身がちゃんと生きること。
そう思って毎日やってます。
皆さんからの災害支援が本当にありがたいです。 こんな状況だけど何か出来ない自分を責めずに、しっかり毎日を頑張る気持ちを支えてもらっています。
災害復旧は長期になります。
何かできることがあった時にしっかり動るように、、いまは日常を取り戻す事を頑張っています。
そんな、現場でした。