ブビリオ・ミステリと言うのですね、書物にまつわるミステリ。
裏表紙の内容に「青春図書室ミステリー開幕!」とあったのを見て、本にまつわる小説が好きなのと、米澤穂信さんの小説が好きなので、迷わず購入しました。
高校二年生の図書委員2人のキャラクターも良かったし、2人それぞれがお互いの欠点も感じてるのに、お互いを認め合っているのが、読んでいて、心地良かったかな。
相変わらず、私は全く推理力がなく、最後まで全然わからずダメダメでした💦

【内容・裏表紙より】
堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門(しもん)と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが……。放課後の図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全六編。爽やかでほんのりビターな米澤穂信の図書室ミステリ、開幕!