先日、文福が暮らす2-1ユニットのご入居者様がご逝去されました。
ご逝去される数時間前の写真です。
このご入居者様も、文福は看取ってくれました。
実はこの方の旅立ちは少しだけ予想外でした。
医師からは余命いくばくもないという宣告を受けており、職員は看取り介護体制に入っていました。
ただ、ご本人のご状態から、旅立ちはもう少し先だろうと思っていたのです。
だから、ご家族様も泊まり込んではいませんでした。
そんな時に、突然文福が、この方のお部屋の扉の前に座り込んだのです。
今回の文福は、扉の前で座り込んでいたのはごく短時間で、すぐにお部屋に入りました。
お部屋に入って、ベッドの脇に座っていたのですが、それもごく短時間でした。
すぐにベッドに上がりました。
この姿を見てはっとしたアーミーさんは、ご家族様にお電話しました。
文福のおかげで、ご家族様も職員も心の準備をすることができたのです。
ご入居者様はもう意識がない状態だったのですが、きっと文福が寄り添うのを感じて喜んで下さったと思います。
そして微笑みながら旅立たれたことと思います。
謹んでご冥福をお祈りします。
文福、どうもありがとう。