ペットが活躍する本や映像をご紹介するシリーズ。
今回は、もちろん、私達のホームの本、「看取り犬・文福の奇跡」をご紹介します。
◎タイトル 看取り犬・文福の奇跡
◎出版社 東邦出版
◎定価 税込み1,500円
◎著者 若山三千彦(うちの施設長兼理事長です)
この本の中には、山科のワンズ、ニャンズとご入居者様が紡ぐ感動的な物語が15話おさめられています。
プロローグ:文福の笑顔 天真爛漫な文福が笑顔を振りまいているエピソード。4ページの短編です。
第1話:看取り犬・文福 奇跡の保護犬
ユニットのご入居者様がご逝去される前に寄り添って、看取り活動をする文福の物語。
犬が大好きな認知症のご高齢者様が入居して文福と出会い、認知症が劇的に改善され、
その後文福に看取られて幸せに旅立つエピソードは感動的です。
第2話:文福を信じて思い出の港へ
まだ、文福が看取り活動を始めていない、ということを信じて、終末期医療の状態のご入居者様を思い出の港へお連れした、感動的な物語です。本ブログでもご紹介したエピソードです。
第3話:ラッタッタでGO!
こちらも本ブログでご紹介したエピソード。ご入居者様が昔、毎日原付で走っていた海岸を、職員が乗る原付と並走して車でドライブした物語です。他にも、姉妹施設さくらの里のデイサービスでのイベントで起きた感動的な出来事もご紹介しています。
第4話:人と犬、いつまでも寄り添って
山科に最初に同伴入居したご入居者様と愛犬のアミちゃんの物語です。これも涙なしでは読めないストーリーです。
第5話:老春を駆け抜けろ
本ブログでリアルタイムで紹介していたエピソード。末期癌で、余命3ヶ月で入居したご高齢者様と愛犬のチロの物語です。
第6話:いまが至福の時
皆様ご存知、A様と愛猫の祐介の物語です。入居する前のA様と祐介の日々も描かれています。
第7話:愛犬と一緒に難病に立ち向かう
これも皆様ご存知、D様と愛犬のナナ姫の物語です。リハビリのために、ナナ姫を乗せた車椅子を押して歩くD様の姿は、本ブログでも何回もご紹介しました。
第8話:遺された犬
ジロー翁の物語です。飼い主の、お一人暮らしのご高齢者様が突然亡くなってしまい、遺されたジローがケアマネジャーに救われ、山科に来るまでの物語です。
第9話:夜明けの散歩
小休止となるショートストーリーです。アーミーさんが、夜勤明けに文福をお散歩に連れて行くと言う爽やかな話です。
第10話:虹の橋からのエール
先日本ブログでご紹介したエピソードです。保護犬のアラシが、自分だけを可愛がってくれるご入居者様と出会い、心を開いていく。ご入居者様もアラシによって、夜間不安症がなくなっていく。助け合う2人の絆は、アラシが虹の橋に旅立ってからも続いていた。感動的物語です。
第11話:文福に心とかされ
これもショートストーリーです。新人職員が失敗して落ち込んでいる時、文福に慰められます。
第12話:鼻水を垂らした天使
私達にとって忘れられない猫、トラの感動的物語です。保護猫トラは、弱っているご入居者様に寄り添い、看取ります。
第13話:高齢猫のとろけそうな笑顔
こちらもリアルタイムで本ブログでご紹介してきました。愛猫のナッキーを入居したH様の物語です。高齢のナッキーが亡くなった後、ナッキーにそっくりな保護猫と奇跡的に巡り会います。
第14話:僕が絆をつなぐ
本ブログで何回かご紹介した、ココとF様の物語です。入院して認知症が進行したF様は、ココのことを忘れてしまいますが、ココの献身的な頑張りで、絆を取り戻します。
第15話:職員にも起きた奇跡
若手職員の物語です。ショートストーリーですが、爽やかな青春恋愛短編で、編集者が絶賛してくれました。