2021.3.29(月) 19時~

 

 

劇団コラソン第74回公演

 

     街  夜の街

 

を観てきました! ランニング

 

 

 

あの!新宿 紀伊國屋サザンシアター(TAKASHIMAYA)です。

 

劇団のかたが受付をやっていて、

なっこもクリップボードを持ってお出迎えさながら案内係をしていたので、

立ち話しました。

 


会場は入場半数規制とはいえ、ほぼ一杯でした。

 

 

私は劇団コラソンさんの舞台は二度目ニコニコあし

 

というのも現在、並行して

 

劇団コラソン第73回公演 

『それいけ!ズッコケ三人娘』 

というのが上演中で(4月4日追加公演、ちなみに3月27日当初最終日公演は中止)、

 

そちらの方を先に(3月13日に)見たのですが、

何せ、今まで見てきたいずれの劇団とも異なり、

型破りでビックリ仰天の連続!ポーン

 

 

三人娘のブログ案件は後回しにして(^_^;)、

この日‟一回限り上演”のこちらから書くことにしました。 ※ネタバレを含みます

 

 

まず、主宰の植田朝日さんが登壇し、

今回の舞台開催に当たり、経緯と主旨説明がありました。

 

何と、この公演と会場は2週間前に決定し、びっくり

台本のようなものはあったのだが、

正式なもの(これも怪しい?)は昨日完成したとのこと。

ちなみに、なっこは当初の台本を憶えて怒られた…ニヤリ

 

‟三人娘”の前説時にも同様の状況のことを仰っていて、まさに

そのような形でそれも上演されたので初め、出たとこ勝負なのかな?と思いましたが、

これがいつものコラソンなりのスタンスのようです。

 

そして、本日の演目については、FC東京ファン寄りにするのか?

本来の演劇好きの人のほうに振るのか?

予約客名簿も参考にしようとしたとのことで、

とにかく既成概念を全く覆す、最後の最後まで

バイタリティー溢れる活動だと思いました。

 

結局、FC東京ファンを増やすような内容にされたようですが、

結果的には、マンマと乗せられてしまいました。

 

これは、ハマる人ははまるかも…

 

 

まずは、これも意表をつかれましたが、

‟落語”からスタート!

 

FC東京ファンの三遊亭楽㐂(ラッキー)さん

(6代目、腹黒い方の円楽さんの弟子)の

演目は、‟権助魚”~関東一円じゃなくて2円! 🎣¥

 

 

再び代表がステージに上がり、出演者のプロフィール紹介。

 

 

 

大沢真一郎さんは、映画『カメラを止めるな』で

プロデューサー役を演じられてましたね。カチンコ映画

 

 

個人的には、本編に先立ってやっていただくと、話が入って来易く

結果的には出演者の人となりも関連付けられて、確かに記憶に残りやすい。

 

 

ここでまたサプライズ演出が二つありました。ゲッソリ

 

一つ目は、出演陣に名前が連ねられていない‟真野さん”

(誰も「桂城圭吾」という芸名で呼んでくれず、

本名を役名にするというちょっとわかりづらい設定)口笛

の急遽出演発表。

本人には数時間前にプロフィール撮影をしただけ、とのことで、

何の役か?とかは、今もって決まっていない・・・

 

 

続いては、本日のスペシャルゲストで

元Jリーガー日本代表の石川直宏さんが紹介されたのですが、サッカー

 

「彼もまたキャストの一人で舞台上で役者となって演じてもらわなければならない、

そして、彼のアクションによっては台本や相手の役者たちの演技が変わってきて、

マルチエンディングになりかねない」

 

というのを今、お客さんがいるこの場で本人に伝えています。アセアセ

 

レジェンドを目の前にして

出演陣も緊張感が走るでしょうね。叫び

 

石川さんはもちろん役者ではありませんが、

FC東京のクラブコミュニケーター(地域社会やスポンサーとのつなぎ役)

という立場の生の声を引き出させたい、というのは

あたかもリアルなガチバトルのサッカーの試合を観戦しているかのような錯覚に陥りました。

 

なるほど、確かにこの展開がどのように転ぶのかは一回きり!

今日のこの公演でしか成り立たない、というのはその所以か!ニヤニヤ

 

 

主宰の朝日さんはサッカーやプライドなどに携わってきたこともあり、ボクシング

筋書きのないリアルな表情とか演技とかを体感してもらいたい

というこだわりのようなものが感じられました。

役者としては臨機応変、ギリギリの線で機転が求められるところではありますけどね…

 

 

さて、本編開演は、本物の講談師・神田銀治さんの

本物の講談ではない講談調解説でスタート!演劇

 

FC東京ファンしかわからないマニアックさとかそういうのはあまりなく、

十分楽しめましたし、何せテーマがしっかりしているため、

ところどころ考えさせられるところがありました。メモ

 

 

そして、‟三人娘”とは異なり、森田朋依さんは13番目のメンバー・走る人

良妻賢母役なのですが、、、

 

  出た!ゲロー

 

あちゃさん・あいかさんの「あちゃいか」コンビ(命名決定済み)注意18禁トランプジョーカー

 

何故か大阪のおばちゃん風俗嬢・近所の奥様バレエバレエ

(これが段々東京に染まっていくという伏線?)

 

この二人が繰り出すちょっとずつ古いギャグがテンポよくズバズバ決まって

切れ味が良いところが小気味いい。

それでいて、うっとおしすぎずいやらしくも感じられない。ビキニビキニ

 

前作あちゃさんが演出した『熟れたラポール』で紡いできた(?)

変顔とギャグセンスが相まって、しかも息もぴったり合っている。爆笑ニコニコ

 

令和のカトチャンケンチャンと称されました。

(奇しくも3月29日は志村けんさんの命日)

 

織田さんは一昨年観た、劇団レトロノート『真新しい夜の下』で

ピアニストのマネージャーを素晴らしく演じていた方。

 

それにしても、織田さんってこういう人だったの…?キョロキョロ

(まぁ‟ラポール”あたりから、その片鱗は薄々感じてはいましたが…)

 

ピンクレディーの‟UFO”からの~室伏広治!というくだりがあったけど、UFO

‟円盤”投げからだったら室伏由佳(妹のほう)じゃないのかな?←ホントに誰にもわからない

 

石川直宏さんは、しも手最前列で観劇(待機)されていたのですが、

促され招集されていきました。

 

そして、例の場面で投入され、まず大ボケギャグを一発! タカ🐓

 

見事ハマったところで、今日一番の肝となる部分、

 

 「コロナ禍、かつてのような応援をすることのできない

  我々の声は選手たちに伝わっているのか?」

 

この非常に重いテーマに咄嗟に返したあの対応はさすが!サッカー拍手

 

 

 

競技場に行って飛沫飛ばして声援を送れないのは果たして応援しているというのか?

 

という感覚はいつもガチ応援している人の気持でないとわからないということですが、

結局サッカーもアイドルの応援も共通点がある!ということですね。ウインク

 

アイドル、、なっこについて後回しになってしまいましたが、

彼女の登場シーンは私も座席から崩れ落ちそうになりました。ガーン

 

ガムテープの髭を蓄えたアフロヘア―のレアンドロ風コスプレは、

何と、「ズッコケ三人娘」の役と「被り」まくり!!

 

開始前のプロフィール紹介がフリになってましたね。グラサン

 

ところで、、、

 

なっこは、この劇団ではずっとあの恰好の役でいくのか・・・?もやもや

 

 

あみさんのライブ!CD

みんなでこぶしを振り上げました!!カラオケメラメラアップドンッ

 

 

 

そして最後まで、真野さんがどこで出てくるのか?滝汗

 

私はずっと気になっていましたが、何と、

終演後、しかもカーテンコール終了後に登場し、あの演技ニヒヒ

 

この舞台で一番盛り上がって、もってかれた~!瞬間でした。笑い泣き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は、後半部分はほぼ掲載不能

「それいけ!ズッコケ三人娘」に

 

続く!(^^♪