いつも桜のブログにお越しくださりありがとうございます!



今日は朝から あっちにいったり

こっちにいったりと忙しく動き回り

ブログのネタとしては3日分くらいある

濃い~一日でしたが…


今日 ブログに書きたいなと思ったのは

まったく関係ないこと。


かなり昔の話しなので

あんまり正確には覚えてないのですが

もっと記憶がなくなってしまう前に

書き留めておこうかなと思いました。



今は22歳の息子のアトピーの話しです。


私には生まれて初めての子供で

実家から離れていたこともあり

親に頼ることもなく一人で子育てしていました。


息子を産んだ3年後

2人めの子供を産む時には

体重管理なども厳しく言われましたが

息子の時にはそれほどは厳しくなく

妊娠中も普通に甘い物とか食べてました。


下の子の時は10キロ以内に収まりましたが

上の子の時は10キロは超えたように思います。


息子が生まれて すぐの頃は

色が真っ白ですべすべの肌でした。


始めはなかなか出なかった母乳も

ようやくミルクに頼らなくてもよくなり

完全母乳になった頃でしょうか…


息子の肌に湿疹が出始めました。


寝返りを始めた頃だったかな~

うつぶせになるとなかなか寝返ることができず

布団に顔を何度もこすりつけていました。


「寝返りしようとがんばってるんだな」なんて

のんきなこと思ってましたが 今 思えば

顔がかゆくて布団にこすりつけてたんですね。


眠くなってくると体温が上がってきて

湿疹のかゆみが増すので 余計 顔をこすりつけ

ぐずぐずとなかなか寝ないことが多かったです。


寝てからも無意識のうちに自分の手で

ひっかかないように手袋をはめさせてました。


その頃はハウスダストも気になって

一日に3回くらい掃除機かけてましたよ。

(今じゃ考えられない^^;)



そのうち耳の下が切れたり

首の周りや腕などのくびれの部分がただれ

黄色い汁がでてきたりしました。


最初は乳児湿疹だろうということで

弱めの塗り薬(ワセリン?)と

あまりにもひどかったらちょっとだけ塗る

ステロイドの塗り薬が処方されました。


ステロイドは怖い薬という認識がありましたが

「ずっと塗り続けるのはよくないが

 肌の湿疹を悪化させるよりは

 ちょっとだけ使ってよくなったら

 軽い薬に変えるようにしてください」


小児科の先生にそんな風に言われたことを

守ってやっていましたが 一向に良くならず


「もしかしたらアトピーかもしれないので

 アレルゲン検査をしましょう」と言われ

検査してもらったところ…


卵・小麦・牛乳の数値がすごく高く

「その3品を控える」なんてレベルではなく

しばらくの間「全禁」と言われました。


その時は母乳で離乳食を始めた頃だったので

息子が全禁ということは…

母乳を作ってる私も全禁ということ。


卵・小麦・牛乳を使った物が食べられない。


パンも麺類も大好物の私はすごくショックで

始めは「何を食べればいいの~?」と悩みましたが


少し経ってからは気持ちを切り替え お店に入ると

「何が食べれるのか」を探すようになり

袋の裏側の表示をみては

「食べれる!」「食べれない!」と

ゲーム感覚で探すようになってきました(笑)


一応 保育科を卒業していたので

子育ての知識は 多少 あるつもりでいましたが

学生の頃はアトピーなんてそんなに広まってなく

知識としてはほとんどなかったように思います。


生まれた時から髪の毛がふさふさしてた息子。

少し伸びてくると右と左の髪が中央で立ち

モヒカンみたいな感じになって可愛いな~なんて

お気軽に喜んでいたことが…


実は 髪がそんな風になるのはアトピーの子の

特徴だということをあとになって知りました。

(全員がそうだということではありません)


アレルゲン検査を受ける前

息子に母乳を飲ませている時

生クリームたっぷりのケーキを食べたり

ストレスが溜まるとチョコレートを食べたり

たまにはスナック菓子を食べたり

お肉に偏りがちな食事だったり

少しくらいは平気だろうとビールを飲んだり…


そんな自分の食生活で作られた母乳は

さぞかし美味しくなかったのでしょうね。


高カロリーの物を食べた後の母乳は

濃くってどろりとしてしょっぱかったです。


卵・小麦・牛乳を全禁しだしてからの母乳は

透き通るように薄く サラリとした感じでした。


どろりとした母乳の時は口に含ませても嫌がったり

飲んだ後も機嫌が悪くなかなか寝なかったり

眠りも浅く夜泣きもしていましたが…


美味しい母乳になってからは(笑)

いっぱい飲んで いっぱい眠るようになりました。


赤ちゃんって自分の口で「まずい!」とか

言えないので可哀想なことをしてたなと思います。


息子が2歳きらいになってくると

おやつにお菓子も食べさせたかったのですが

20年くらい前は 今ほどアレルギー対応の店はなく

月に1回くらい 名古屋の自然食品の店にいって

息子の食べれるお菓子を買ったりもしてました。

(ひえとか粟とか米とかで作られたもの)


誕生日のケーキはゼリーやフルーツで

ケーキ風に作ったりてましたね。


息子の肌もだいぶ綺麗になってきて

たまに家族で外食に行ったりした時に

メニューをみたり お店の人に確認したりして

大丈夫と思い 頼んだ物でも一口食べると

みるみるうちに息子の口の周りが

真っ赤に腫れてくるということもありました。


卵・小麦・牛乳がはいってるかどうか見分ける

リトマス試験紙のようでした^^;



そうこうしているうちになんと…

私の体重が5キロ落ちました!びっくり!


その時は真剣に「アトピー全禁ダイエット」って

本を書いたら売れるんじゃないかって思いました(笑)



小さい時にしっかり除去食をしてあげないと

将来 ぜんそくになることもあると聞き

本当に真剣に全禁に取り組んでいましたね。


夫には普通の食事を作り…

息子と私の分はフライパンなどの調理器具も

分けて作っていまました。


ハンバーガーを美味しそうに食べる夫の隣で

息子と一緒にポテトだけ食べてました(笑)



幼稚園を選ぶときもアレルギー食対応の幼稚園を探し

実際に出されているおやつの試食にいったりもしました。


お蔭様で幼稚園に入園するころまでには

卵も小麦も牛乳も食べても平気になり

幼稚園でもみんなと同じ給食が食べれました。


3歳近くになって初めてバニラシェークを飲んだ息子が

「なんだこれ~!」と吐き出したのはびっくりでしたが

今では大好きになりましたよ(笑)


牛乳はしばらく苦手だったようですが…

高校生になって身長を伸ばしたくてガンガン飲んでました(笑)

(そのおかげか高校に入学してから20㎝弱伸びました!)



私の実家にはアレルギー体質の人はいなかったのですが

夫が小さい時に卵アレルギーだったと義母に聞いたので

遺伝的なこともあったのかなとは思いますが…


妊娠中の私の食事 そして授乳中の私の食事が

こんなにも子供の影響を与えるんだということを学びました。



下の子の時は妊娠中から気をつけていたので

息子のような湿疹がでたり除去食などは必要ありませんでした。



息子はアトピー性皮膚炎は改善しましたが

その後 小学生で花粉症になり耳鼻科の先生には

「アトピーは治ってもアレルギー体質は一生変わらない」と

言われ かなりショックを受けましたが…


高校生くらいになったら体力がついてきたのか

花粉症も治りました~!凄くないですか?(笑)

杉とヒノキとブタクサと…

毎年 アレルゲンが増え薬が欠かせなかったのに。


今では 花粉にもまったく反応しなくなりました♪




今 思うとやっぱり 大変ではあったけれど

しっかりと「全禁」に取り組んだのが良かったのだと思います。



ただアトピー性皮膚炎は いろんなタイプがあると思うので

全禁すれば 必ずしも全員が治るというわけではなく…

あくまでも我が家の場合ということで書かせてもらいました。





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長々と書き連ねましたが…


最後までお読みくださりありがとうございました^^




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また「全禁ダイエット」しようかな…(笑)