いつも桜のブログにお越しくださりありがとうございます！
タイトルはちょっと過激ですが…
内容はそんなんい過激じゃないはず＾＾；
「リスペクト」って 一時期 流行りましたが
最近では あまり聞くことがなくなりましたね。
簡単にいえば「尊敬」とか「敬意」という意味ですが
「あの人凄い！」「あの人についていきたい！」
「あの人のようになりたい！」等々…
そんな気持ちで物事を始める人は多いと思います。
それ自体はとても素晴らしいことですが…
そこには「罠」というか「落とし穴」がひそんでいるかも
…という体験談を書こうと思います。
つい最近「リスペクト」という言葉を久しぶりに聞いて
その後も ちょっと考えさせられることがあり
どうやって記事にしようかと何日間か内容を練っている間に
私が思っていたことと同じような記事を書く人がいたり
書こうと思っていた内容に関する気づきがあったり…で
なかなか書くところまでいけずにいました。
結論から言えば…
以前に書いたこの記事⇒☆★☆ の中の
「信頼は98％。あとの2％は相手が間違った時の
許しのために取っておく」
この世に完璧な人などいない。
心に2％のゆとりがあれば
相手の間違いを許すことができる。
（渡辺和子著）
この文章に集約されるのですが…
「リスペクトの対象の人も人間である」ってことかな。
そんなの当たり前やん！って思いますよね。
そんなんわかってるわ！って思いますよね。
そういう人は読まないでください(笑)
私の経験談として書きますが…
私はリスペクトしてしまうと
勝手に自分の理想像を作ってしまって
そのメガネを通じてみてしまっていました。
アイドルはトイレにいかない…とか
そんな感じでしょうかね？（違うかｗ）
自分の中の理想像＝リスペクトの対象者が
まるっきり一致することはありえないですから
第一 その方をリスペクトしてても
その方のすべてを知るなんてことは
無理なことですもんね。
それなのに自分が勝手に作り上げた
理想像から少しでもかけ離れる部分を見つけると
勝手に失望してがっかりして責めてしまったり。
慕う気持ちが大きければ大きいほど
少しでも思っていた部分と違うと
急に批判する方に回ってしまったりするんですよね。
最近 書いたこの記事 とかこの記事 にも関係してくるのですが
リスペクトしてる相手に…
自分を認めてもらいたいとか見てもらいたいとか
わかってもらいたいとか目をかけてもらいたいとか。
そういう気持ちが大きくなってくると
それが叶わなかった時には その反動で
批判や否定に回ってしまうことがよくあります。
本来は「認めてほしい」「見てほしい」「わかってほしい」が
「認めくれない」「見てくれない」「わかってくれない」になり
「どうしてわかってくれないの？なんで認めてくれないの？」
「あなたの為にこんなに頑張ったのに…」となってしまう。
もともとはリスペクトしてた人が「大好き」だったはずなのに
「尊敬」してたはずなのに…
何かをきっかけに自分が受け入れられないような気がして
「どうせ私なんか」「きっと私なんか」と拗ねてしまうのですね。
「あなたの為に頑張る」ってのも
自分の勝手な思いであって
それを押し付けられるのは迷惑かもしれませんし。
ちなみに最近よく使ってる「拗ねる」というのは…
「不平・不満を率直に表さないで
ぐずぐずと反抗的な態度をとる」
「ひねくれたように我をはる」
…という意味です。
まさにそんな感じですね(笑)
リスペクトしてる相手も一人の人間ですから
気づかないところもミスも手違いもあるはず。
それなのに勝手に１２０％の信頼をして
ちょっとのミスを重箱をつつくようにしてみてしまう。
渡辺和子さんの言葉のように…
１００％でなく９８％の信頼にとどめ
２％でいいので残しておいてあげると
リスペクトされる方もする方も
気持ちにゆとりがでるかな～と思います。
私は今まで何人もの人をリスペクトし
何度も１２０％の信頼を寄せてしまい
何度も失望して批判的になるというのを
繰り返してきていたように思います。
勝手に完璧な理想像を作り上げ
勝手な思いでその人の為に張り切って
認めてもらえないと感じると
勝手にショックを受けて離れてしまう。
何度 そんなことを繰り返してきたことか。
リスペクトしてる人に対して完璧を求めてしまうのは
自分が自分に求めてる完璧さかもしれません。
相手も完璧ではない
そして自分も完璧ではない。
それでいい。
それがいい。
そう自分で認められた時に
相手を受け入れることができました。
「リスペクトしてる人」ということで
話しをしてきましたが…
自分の周りの人みんなに対しても
いえることかもしれません。
相手をよく知らないのに
勝手なイメージで
「あの人はこういう人」と決めつけ
ちょっとイメージが違ったり
予想を裏切る行動をされると
批判的な態度をとってしまう。
ついつい気づかないうちにやってしまいますが
勝手なイメージで決めつけないように…。
肝に銘じて生きていきたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました＾＾