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先日 娘と外食をし 娘のバイトが始まるまでに

少し時間があったのである店に立ち寄りました。


温かいプリンを2個とホットコーヒーを

1個注文したところで…

前の店に忘れ物をしたことに気づきました。


車で往復しても5分くらいのところだったし

バイトまでそんなの時間がなかったし

私も娘も猫舌だから店員さんに…

「先に出しててください」といったら

「お持ち帰りにしますか?」と言われ

とりあえず忘れ物がなくなると困るので

「娘を置いてきますので出しててください」と

急いで忘れ物を取りに戻りました。


そして5分くらいで戻って席についたら

娘のプリンだけが出ててコーヒーがない。

「あれ?」と思ったら店員さんがおもむろに

「忘れ物ありましたか?」と声をかけてくれ

それからプリンを温めてコーヒーを淹れだした。


案の定 コーヒーは熱くて飲めず

バイトの時間が迫り娘が焦りだし

「早く早く」とせかされて

せっかくのプリンもコーヒーも慌てて

やけどしそうになりながら喉の奥に流し込みました^^;


さて…

この一連の流れを読んでどう思われましたか?


どの立場に立ってみるかで大分違ってくると思いますが。



私が感じたことは…

私が頼んだとおりに注文した品を

先に出しておいて欲しかったってこと。


温かい物は温かくお出しするのが

お店側の心遣いなのかもしれませんし

店員の対応としたら素晴らしいものかもしれません。


だけど私にとっては私の希望通り

先に出しててくれた方がありがたかった。


店員さんが良かれと思ってやったことも

客が望んだことでなければ

かえって迷惑をかけてしまいますよね。


そんなにいちいち客の望み通りには対応できない?

店の対応マニュアルの通りにやっただけ?

むしろ店員の鏡のような完璧な対応?


店員さんはもしかしたら

「とっさのことに見事に気の利いた対応をした」と

満足してたのかもしれませんね。


でも もしそうだとしたら…

それは誰のためにやったことでしょうか?


一見 お客様のため…と思えなくもないですが

実は「素晴らしい対応の店員」と思われたかったのかも。

…だとしたら「自己満足」のためってことになりますよね。


こんな風に身もふたもない書き方をしなくてもねぇ…

仕事に忠実な良い店員さんだったのですから(笑)



もちろん お客様の状況を全て把握できるわけでもなく

「どうして欲しいのか」は到底わかりえません。


それだったら尚更のこと

「先に出しておいて」という客の要求通りにしておけば

全てが丸く収まったような気がするのは私だけ?^^;



ま~ここまで深く考えるようなことではないのかもしれませんが

自分がお勤めをしていた時によく同じことをしていたな…と

思い出したのです。


上司の要求に応えようとしてるつもりが

意外と自分の満足を満たすために仕事をしていたな…と。


例えば…

上司に書類の整理を頼まれたとする。


頼まれたことだけをして

定時に終わらせて帰るのが

ベストだったのでしょうが…


ついつい並び順とか配列とか

綺麗に見えるようにとか

余計なことにこだわって

無駄に残業したりして^^;


それって会社のためでもなく

上司のためでもなく自分の満足のためですよね。


もちろん自分のアイデアとかを必要とする状況なら

良いのかもしれませんが…

そこは求められていないのだとしたら

会社的にも上司的にも困った社員になります。


雇われてるのだから言われたとおりのことだけを

していればいいのだ…というわけではありませんが

雇われている以上は雇い主の要求に応えるもの。

ついつい自分の理想や効率を上げるには…とか

ただのパートが考えなくてよいようなことを考え

本来の業務に支障をきたす…という本末転倒を

ずっと繰り返してきていたように思います。


会社のために一生懸命働いてるつもりが

かえって迷惑をかけてしまっていたのかも。


この「一生懸命」っていうのがまた曲者でして^^;


むやみやたらと一生懸命やればいいってわけでもないのに

逆に「こんなに一生懸命やってるのに」ってすねてみたり(笑)

「どうしてわかってくれないの?」と相手を責めてみたり^^;


「あなたの為(あなたたちの為)に

こんなに一生懸命やってるのにどうしてわかってくれないの?」

よく耳にする言葉だし 私もかつて思ってました。


でも その「一生懸命」は本当は誰の為なんですか?

…ってことですね。


自分をわかってもらいたい。

自分を認めてもらいたい。

自分の満足を満たすため?


それを「あなたたちの為」と押し付けられたら

相手は苦しくなってしまいます。


「そっか私の為なのね…」と素直に受け取ってしまうと

やっぱりなんだか心がモヤモヤします(笑)


どれもこれも 今 思えばですけどね。

そんなかつての自分を思い出しました^^:



夫や子供たちに対しても

同じようなことをしてきた気がします。


私は料理は温かいものをだしてあげたい。

温かいうちに食べてもらいたい…と思ってましたが


「お茶」と言われてお茶を出すと

猫舌の夫は冷めて冷たくなってからしか飲まない。

猫舌なのは知っていましたが…


つい「なぜ せっかく淹れてあげたのに温かいうちに飲まないの?」と

イライラしてしまっていましたが…


どんなタイミングで飲むかは夫の自由。

もし温かい方が美味しいものでも

本人が冷たくして食べたいならそれでOKですよね。


それなのになぜか自分の気持ちを踏みにじられたような気がして。


本当は「美味しいお茶を飲ませてあげたい」という

「優しい気持ち」から淹れてあげたお茶だったはずなのに。


自分の優しい気持ちを大切にしてもらえなかったのが悲しくて

「美味しいお茶をありがとう」と言ってもらえなかったのが悲しくて。


かってに「自分の気持ちは受け取ってもらえない」って

すねてしまってたんですよね。


もしかしたら「良い奥さん」「良い嫁」「良い母親」と

思われたいがためにしていた行為だったのかも。


相手の好きな温度で飲むという自由を奪ってまでも

私が得たかったものは…。


結局は自分が可愛いんでしょうね。


「良い嫁」と思われたくてした行為でも

良い嫁だとは思ってもらえなくて

それを悲しく思うなんて なんか違いますよね。


お茶だって本当に優しい気持ちで淹れたのなら

温かいうちに飲んでくれたのかもしれません。


でも「温かいお茶を淹れる良い嫁」アピールをして

「お前は良い嫁だな~」って言って欲しかったのかも。


そんな気持ちがあったら自然と伝わってしまって

「ありがとう」と言ってもらえなくても当然かもしれません。




まぁ 今はそんな風には思わなくなりました。


別に「良い嫁」って思ってもらわなくていいから(笑)



他人に承認してもらわなくても

自分が自分を承認すればいいだけの話し。



他人に承認して欲しくて

他人の気持ちを探りながら行動したことが

実は相手が望んでないことだったとしたら…


いちいち他人の反応にびくびくして

自分の行動に制限をかけてるとしたら…



他人の気持ちを気にしてばっかりで

疲れ切ってしまうのなら…



もうやめませんか?




…と書きつつも

やっぱり気にしてしまいますけどね(笑)



でも以前よりは気にしなくなりましたよ!





右往左往しながらだらだらと書いてしまいました^^;





最後までお読みくださりありがとうございました^^