いつも桜のブログにお越しいただきありがとうございます。

先日 心屋仁之助さんの記事 で紹介されていた映画。


昨日 私が書いた「リセット」の記事 ともシンクロしてる?

そんな風に思って 早速 レンタルして観てみました。


わが母の記 [DVD]/役所広司,樹木希林,宮崎あおい


いかに僕達が事実を曲げ、

愛されていないという事実をねつ造してきたか。


どんだけ

勘違いしているのか。


どんだけ

勝手に勘違いして拗ねているのか。


(心屋仁之助さんのブログから引用)



そんなメッセージを受け取れるのかなと思いながら観た映画。

確かにしっかり受け取りました。


でも 私がフォーカスしてしまったのは

認知症の母を演じていた樹木希林さん。


樹木さんの映画の中の言動が私の母にそっくりだったから。

現在の母の症状はかなりひどいなぁと…

こんなに症状はうちの母だけなのかな?と

ちょっと思っていたところがあったのですが

ああやって映画になるくらいだから

きっと世間一般のよくある症状なのでしょうね。


セリフや動きが本当に私の母親そっくりで

映画では樹木さんが亡くなるまでが描かれているので

私の母もいずれあぁいう風になっていくんだろうな…と

他人ごととは思えない気持ちで息を飲みながら観てました。


映画の時代背景は今から50年くらい前の話しで

その頃は今のような投薬治療などもなかっただろうから

介護してる人は本当に大変だっただろうなと思いますが


映画の中では子供たちやそれを取り巻く沢山の人が

協力しあって介護しているのに比べ

今はヘルパーさんやディサービスがあっても

やはり基本は個別の介護。


実家の姉がほぼ一人で介護している状態なので

介護してる者じゃないとわからない悩みを

わかりあえるような場所があったとしても

なかなかそこまで出歩けない状態だし

身体も心も疲れ切っているんだろうなと思われ

なんだかとっても切ない気持ちになりました。



1つの映画を観てもどこにフォーカスするかで

全然 違う作品となっていくんだな…と実感。


自分が 一番 気になっているところに

フォーカスされていくんですよね。


その時にどこにフォーカスするのかということで

その時の自分の心の在り方がわかりますね。



先日の瑞浪の女子会でも

1つの物や景色をそれぞれが撮影しましたが

みんなのアップされてる画像を見ると

視点がまったく違っているんですよね。


そう思うと「一人の人」を見た時にも

人によってその人の捉え方は違っていて

そこを統一しようと思うこと自体 無理があって

ま 統一する必要はないんですが…(笑)


いろんな自分がいてOK♪

いろんな見方をされてもOK♪


きっと「誤解されてる」と思った自分の部分こそ

自分では認識していない自分だったりするのかもね^^




なんか話しがずれましたが^^;

最後までお読みいただきありがとうました!