子どもの絵の読みとき〜足を描かなかった娘
アトリエを開所したばかりの20年前の話です。
子どもの絵の読みとき、アートセラピーの勉強を色彩学校でして、

チャイルドアートカウンセラーとして青山のアートランド提携アトリエとしてスタートした時期です。
丁度、娘の小学校入学と同時にアトリエヒーローズは開所しました。
 

 

9月夏休みが終わり少しすると、娘が朝学校に行きたくないと言い出しました。

小柄で体力が無い娘でしたが、夏休み前までは楽しそうに通学していましたので、

『いったい何で?』と言う気持ちになりました。私は娘を励まして、学校まで一緒に登校しました。

校門で別れる時の娘の刹那そうな泣き顔は今でも思い出されます。

それから1ヶ月が過ぎようとした頃、娘はいつの間にか普通に学校へ登校が出来るようになっていました。

 

ブルーハート

いったい彼女に何が起こっていたのでしょう!

担任の先生とも何度もお話ししましたが原因は分かりませんでした。
そんなある日、娘がしばらく前に描いていた絵に足が描かれて無い事に気づいたのです。

そこで娘に何で足ないのかな?と聞いてみました。

忘れた!とだけで答えは見つかりませんでした。

それから数年して娘から、小学1年生の頃学校行きたがらなかった時あるでしょ?

あの時、運動会のダンスの整列の場所まで走って行く順番が1番前で、次の男の子が私が足が遅いからって毎回押したり、文句いったりしてたんだよね〜と告白・・・何それ?そんな事!ごめんなさい!

娘よ!そんな事なら、先生に言って順番を替えてもらえば済んだんじゃないかな?

でも娘は言えず人知れず悩み学校に行きたくなくって毎朝泣きながら登校してたんだね!
 

 

私がきちんと、娘からメッセージの絵を読み解けていたらと思います。
そうやってみたら、その絵は走りたくない娘からのメッセージそのものでした。

私の恩師でアートランドの主宰でもある「答えは子どもの絵の中に」にあるように
まさに娘の気持ちをしっかりと受け止めてきれなかったその時の自分に伝えたいです。
 

目の前にいるその子をしっかりと観てあげてね!

 

おすましペガサスここに掲載されている作品とブログ内容は無関係です

 

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