空を見上げてキミが言った。

とんびだね

空を見上げてボクは言った。

キミもいるよ

一瞬キョトンとしたキミは

いやいやいや…

て笑いだす。

いつも探してしまうから。
空の上にかがやくお月さまを。
 

消えちゃった。

消えちゃった。

なつかしい場所。

 

なんとなく、そんな気はしてたんだけど。

忙しさにかまけて、放置してた。

寝るよりも、やらなきゃだった。

 

少しだけ、胸にぽっかり。

穴あいた気分。

 

たぶん、これから進む道に。

邪魔になったんだろうなぁ。

 

きっと、新しい場所。

作る予定なんだろうなぁ。

 

なんて、勝手に思いをはせて。

今夜は、ちょっぴり寂しい気持ちのまま。

眠ることにしませう。

 

おやすみ。

その昔、キミの寝物語を聞きました。

 

それは、とても甘美な夢。

絹よりも手触りがよく刺激的で。

そして、リアルな物語。

 

その夢をまた、みられる日が来るといいなぁ…。

 

 

目の前にいるキミは
まぶしすぎて

鏡ごしのキミに

視線を飛ばす

話に夢中なキミは
そんなことに気づきもせず
 

僕は

思う存分眺めてられる

 

キミの横顔にくぎづけ

ずっとシンプルに生きてきたのに。

たまたま見かけたキミに。
なぜだか、興味を持ってしまったんだ。

知れば知るほど。
世界線が違い過ぎるキミなのに。
不思議と気持ちは、惹かれ続けて。

 

なんで出会ってしまったのかなぁ…。

 

後悔することはないけれど。

身もだえる日々を過ごしています。