**フォロワー・アメンバー
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「あ・・・ああ。
送ってくから」
「え・・・?でも・・。
一つ二つ駅手前でおりて
タクシーで帰ろうかって
潤とも話してて
それに翔さん
オレ送ってくれた後
帰り電車あるの?」
「大丈夫だ
何とかなるよ
それとも・・。
また俺んち来るか?
家知られたら厄介だろうし」
「いいの?」
「ああ。
いつでも来いって言ってあったし
明日は休みだし・・・」
「くふふふ・・・
美味しいビール買って帰ろう」
「飲んでたんじゃねぇのか?」
「酔いもさめた。
結構時間たってるし・・。」
「じゃ、そうするか」
「うんっ」
「嬉しそうだな?」
「嬉しいよ。
オレ。翔さん好きだもん」
「俺?俺じゃなくてビールだろ?」
「違うって。
翔さんだよ
田舎でも言ったけど」
「はははっ。
そりゃ光栄だ」
この時はまだ・・・
まだ・・・俺も・・・。
・・・Sho
だんだん
翔さんの生活廻りを
把握してきた
駅に近いスーパーは
結構遅くまで開いていて
そこでビールやつまみ
そして
朝ごはん用のパンや
ハム、たまごなどを買った
「オレ、唐揚げ食いたいなぁ・・」
「この時間からか?
成人病まっしぐらだ」
「くふふ・・。普段そんなことしないよ
今日だけ」
って。
イケメンアイドルグループのイケメンがCMしてる
冷凍の唐揚げもかごに入れる
「唐揚げか・・・・」
ぼそっと翔さんがつぶやいた
「何?」
「いや・・
この際だなんでも食いたいもの
買っていいぞ!」
「い・・・やった!あ。
でも金はオレも払うよ?」
「今夜はいいよ」
「駄目だよ!
助けてもらったお礼もしたいし」
「お?そうか。
じゃ、ワインでも買うかな」
「え・・・・。
うん。わかった」
結局・・・ワイン・・・は冗談で
買わなかったけど
そんな買い物が楽しくて。
今夜も一緒にいられるのがうれしくて
ちょっぴり。
ちょっぴりね?
…違うな。
だいぶ?かなり?
変男に感謝したんだ
・・・・Masaki
毎度お待たせしています・・・
お読みいただきありがとうございます