Sakura...50 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

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宝石赤宝石赤宝石赤

「おまえ・・。

苦労してるんだな」

 

「でしょ?

それにしても

邪推。

それからますます

継母とは口効かなくなったな

姉ちゃんはいい人。

ほんとに。

普通に

弟だったマジで。」

 

「一緒に歩いてたもんな」

 

「そうだね。初めて話しかけられたとき・・

あっ!初めてじゃないね、多分」

 

「俺、4歳だったのに

あんま覚えてなくて悪いな」

 

「仕方ないよ

あれだけじゃ。

遊んだとか言うなら覚えてたかもしれないけど

赤ん坊のオレに、一度会っただけだし

それでも・・あっ!そうだよ!」

 

相葉は急に起き出して

横になってるオレと同じ目線になった

 

薄暗い部屋の中でその仕草が

まさにすごく似ていて

俺は・・。俺の心臓が跳ねて・・。

 

「なんだ?」

 

「オレね、むしろ

そっちのほうが嬉しかった。」

 

「そっち?」

 

「うん。昔、櫻井さんに会っていたこと。

東京の街、歩いていたとき

声かけられたのは

運命だったんだよ・・・

って思って。なんだか嬉しかった」

 

「なんで俺?

嬉しいのはおかあさんじゃ・・」

 

「お母さんのことは、

なんとなく複雑な感情・・。

会いたいって思っていなかったし

今更感がすごく強くて・・」

 

「そっか・・。明日・・つか、

もう今日だな・・。

会いに行くんだろ?」

 

「一緒に・・」

 

っていう・・その言葉

流石に子供っぽいと思ったのか

「一緒に来て」

とは言わなかった

だけど・・。

 

「いいぞ?一緒に行っても」

 

「えっ?ホントに?」

 

「ああ。いくら雅のおふくろさんが

叔母だとしても

まだ実感がねぇだろうし

俺も、暇だし」

 

「くふふふふふ・・・暇だからね

オレは、雅さんのお墓参り

一緒に行きたい」

 

「了解。従兄弟だもんな」

 

「・・・・・櫻井さん・・

好きだからかな・・・」

 

「えっ?」

 

「くふふふふふ・・

運命の再開が嬉しかったのは」

 

From・・・Sho

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

さっきのは見なかったことにしてください滝汗

 

今夜もお読みいただき

ありがとうございますニコニコ