Sakura...49 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

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宝石赤宝石赤宝石赤

その夜

俺の部屋のベッドの横で

横になっていた相葉

 

眠れないみたいだ

 

『翔ちゃん・・

ありがとう』

何度も繰り返す雅のおふくろさんの言葉が

俺の頭の中でも何度も繰り返される

 

『たまたま・・・』

 

・・・・・・

 

「・・・・さん」

 

「・・・・・」

 

「櫻井さん?眠っちゃった?」

 

俺か。

 

「いや・・・起きてる」

 

「オレ、今回のこと、

嬉しいのか・・。

どうなのかよくわかんない」

 

「うん。そうだろ?

急だもんな・・・」

 

「本当に思っても見ないことだったよ」

 

「そうだろうな。

正直。当事者でない俺だって

驚いてる」

 

明日の午後。

雅の墓参りのあと

隣町に住む

相葉のおふくろさんに

会いに行くらしい

 

そして俺は

妙に納得していて

「似ていてもおかしくなかったんだな」

 

「22年前に・・・」

ふと相葉が話しかけてくる

 

「うん・・?」

 

「オレ達逢ってたんだよね」

 

「そうなるな」

 

「運命かな」

 

「なんの?」

 

「・・・何の・・だろうね・・」

 

「一番の奇跡が

同じ会社に勤めたことだろ」

 

「うん。あと・・・ねぇちゃんと俺が

本当の姉弟・・」

 

「ああ・・そんなこと言ってたな」

 

「オレ。ちょっと・・疑われてっていうか・・。

その出来事以来・・さ

今の母親に不信感持ったの」

 

「うん?」

 

「話していい?」

 

「おう、俺でよけりゃ」

 

「櫻井さんに聞いてもらいたい」

 

「おう」

 

「中学・・・2年かな

3年かな

オレ、姉ちゃんの部屋で

勉強教わってたんだよね

高校受験だから3年の時か。

そしたら

”おやつ”とか。”お茶”とか

言いながら何度も継母が部屋に来るの

姉ちゃんが”集中できない”って言ったらさ・・。

”せめて扉開けててくれない?”

って・・・。

・・・あああそう思ってるんだ・・。

ってさ・・・

中3にもなれば

意味わかるから・・。」

 

「おまえ・・。

苦労してるんだな」

 

From・・・Sho

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

もうすぐお昼ですが

おは翔ございます

 

手、だいぶ良くなりました

書けているところまでアップします

 

お読みいただき

ありがとうございますニコニコ