MUSIC ♪7(Last) | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

BL要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします

 

宝石赤宝石赤宝石赤

「ニノっ!」

 

グラスに突っ込む寸前で

ニノを抱きとめた

 

「うおーーーっ

あっぶねーーー」

 

「あーごめん!

ありがと・・

大丈夫?」

 

「俺はだいじょうぶ・・・だ・・・ニノ・・・?

ニノ?どっか痛い?ひねったとか・・」

 

そのまま俺の腕の中で動かないニノが・・。

 

「翔さん・・・」

 

「大丈夫か?」

 

「ふうううぅぅぅ・・・っ

あのね、翔さん

なで肩すぎるのよ」

 

「ははっ確かに」

 

ゆっくり俺から

下りていくニノ・・

 

「一回だけ言わせて

そんな翔さんだから

好きなのよ」

 

「ふふっ・・・」

 

「なによ?」

 

「悩み」

 

「はっ?」

 

「ニノの悩み」

 

「翔さん?」

 

「もっと知りたいよ俺も

ニノのこと」

 

「な・・・んで・・・?」

 

「自惚れじゃなければ・・・って

ここ2~3か月

ずっと考えてた

だからニノが俺に何か言いたげだって

気づいたんだよ

関心なかったら気づかなかった

 

この前

俺の家に泊まった時は

ニノがかわいいって

知った

今夜は

料理が得意だって知って・・・

俺の事思ってくれてるって知った

もっと知りたいよ?

仕事だけじゃない

お前のこと。

 

今夜

泊まってく

付き合うぜ?酒。」

 

「仕事は?」

 

「ははっ!

マネージャーにはさ

時間遅ぇから

泊めてもらえたら

泊まってくからって言ってある

あ、俺ソファでいいから」

 

俺は

ソファの座面を

ポンポン叩きながらそう言った

 

・・・さすがにニノのシングルベッドでは

きつい・・。

 

 

 

それから・・。次に二人で会った時は

指先が触れて

 

次にあった時は

手をつないで

 

次は・・・指が絡んで

 

目が離せなくなって

 

髪をなでて

 

頬やおでこにキスして

 

明確になったお互いの気持ちを確認して

 

唇を重ねて

お互いの香りを交換して

 

カラダを・・重ねたんだ

 

一つひとつの音が

重なって旋律を作り

 

一言一言が繋がって

歌詞になっていく

 

 

身体ごと愛し合って

汗ばんだカラダ

冷えないように二人寄り添う

 

「なぁ・・・カズ?

何であの時・・・悩み解決した・・・

なんて言ったの?」

 

「翔さんが

オレのこと観ててくれてる

ってそう思ったらそれで満足だった

 

好きな人がいるってことも

覚えていてくれたり

もうそれで

解決したって

思わなかったら

辛いもん・・」

 

「どこまでも

可愛いやつだな」

 

「でしょ?」

 

「ああマジで・・・なぁ・・」

 

「ダメ」

 

「何でよー」

 

「アナタ、

激しいんだもん・・・

カラダ・・・持た・・・あ・・・」

 

白い・・・かずのカラダ

熱を帯びて桃色に染まる

 

「きれいだ」

 

 

ギシッ・・・と音を立てる

カズの部屋の

シングルベッド・・。

 

可愛い大切な俺のコイビト・・。

 

From・・・Sho

 

END