BL要素を含んだ表現がございますので
そぐわない方は
お読みになりません様・・。
お願いいたします
ますます・・・
智がダークになります
**本日2話目です**
そしてまた
「伽羅・・・?」
伽羅が焚かれている
思わず手で
口・・・鼻を覆った
「大丈夫だよ
これに混ざっていたら
俺も眠っちゃう
んんふふふふ・・・」
「えっ・・・?」
「ふふっ・・辛いだろ?
寝不足だもんな
今日は
参内しなくていいよ
俺が許す」
**参内(さんだい)
お仕事場が宮廷の場合の
出勤の意味(ざっくりですが)
「あ・・・に・・うえ・・?」
「湯殿へ行こうか・・・からだが
ベタベタだ
ちょっと待っててね」
帝は
未だ状況が飲みこめていない
翔の君を腕から外すと
軽く口づけし
寝所の扉を開け
「湯殿の支度を
お願い出来る?」
**湯殿(ゆどの)
お風呂です
扉の外にいた
翔の君の世話係に声をかけた
『承知しました
あの・・・
翔の君は・・・?』
「目は覚めたみたいだよ
未だぼぅっとしてるけどね」
『お勤めは』
「今日はお休み
・・・それも宮廷に伝えておいて
俺も休み・・・ってね」
『はい・・・承知しました』
扉を閉めて
翔の君に声をかける帝
「あの人優しいね
翔ちゃんの心配してたよ」
「・・・あなたが俺につけた
世話係だ
…なぁ…もしや
全員従犯?」
**従犯(じゅうはん)
共犯のこと
「いや・・
ただ‥。
君は俺の一番大切な人だから
俺に仕えるように
お世話して・・とは言った
動ける・・?」
「触るな」
「ふふっ・・・
怒ってるの?」
「・・・わからない
他にもやってるの?」
「ふふっ・・・初めてだよ
あ・・・飲ませた媚薬と
眠り薬はね
はさすがに・・
君に何かあったら
いけないから
安全なものかどうかは
試したよ」
ふぶきです
今回はそういうシーンは
書いて居ませんので
大丈夫でしょう
お読みいただき、
ありがとうございます