T・A・B・O・O‐弐拾 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

BL要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします

 

ますます・・・

智がダークになります

 

**本日2話目です**

宝石ブルー宝石赤

そしてまた

 

「伽羅・・・?」

 

伽羅が焚かれている

 

思わず手で

口・・・鼻を覆った

 

「大丈夫だよ

これに混ざっていたら

俺も眠っちゃう

んんふふふふ・・・」

 

 

 

「えっ・・・?」

 

「ふふっ・・辛いだろ?

寝不足だもんな

今日は

参内しなくていいよ

俺が許す」

**参内(さんだい)

お仕事場が宮廷の場合の

出勤の意味(ざっくりですが)

 

「あ・・・に・・うえ・・?」

 

「湯殿へ行こうか・・・からだが

ベタベタだ

ちょっと待っててね」

 

帝は

 

未だ状況が飲みこめていない

翔の君を腕から外すと

軽く口づけし

寝所の扉を開け

 

「湯殿の支度を

お願い出来る?」

**湯殿(ゆどの)

お風呂です

 

扉の外にいた

翔の君の世話係に声をかけた

 

『承知しました

あの・・・

翔の君は・・・?』

 

「目は覚めたみたいだよ

未だぼぅっとしてるけどね」

 

『お勤めは』

 

「今日はお休み

・・・それも宮廷に伝えておいて

俺も休み・・・ってね」

 

『はい・・・承知しました』

 

 

扉を閉めて

翔の君に声をかける帝

 

「あの人優しいね

翔ちゃんの心配してたよ」

 

「・・・あなたが俺につけた

世話係だ

…なぁ…もしや

全員従犯?」

**従犯(じゅうはん)

共犯のこと

 

「いや・・

ただ‥。

君は俺の一番大切な人だから

俺に仕えるように

お世話して・・とは言った

 

動ける・・?」

 

「触るな」

 

「ふふっ・・・

怒ってるの?」

「・・・わからない

他にもやってるの?」

 

「ふふっ・・・初めてだよ

あ・・・飲ませた媚薬と

眠り薬はね

はさすがに・・

君に何かあったら

いけないから

安全なものかどうかは

試したよ」

 

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

ふぶきです

 

今回はそういうシーンは

書いて居ませんので

大丈夫でしょう

 

お読みいただき、

ありがとうございますニコニコ