BL要素を含んだ表現がございますので
そぐわない方は
お読みになりません様・・。
お願いいたします
スマフォで
カレンダーを見ながらつぶやいた
「月曜なんだよな・・・」
「どうした?翔ちゃん?」
ツアーが終わったばかりの
1月25日木曜日
その日は俺の誕生日で
せっかく仕事のない休日を
釣りにも行かず
誕生日を祝ってくれた
智くん・・。
どの仕事も外せないけど
月曜だけは
最優先の仕事がある。
「今年のアナタの誕生日さ
月曜なの」
「そう?」
未だ先・・・未だ先
って思っていた11月
ツアーが始まって
北海道明けの月曜日
朝からすごく心配してくれて
「声・・・ひでぇな
大丈夫か?」
「なんとか・・。」
「しゃべるな。本番までなるべく」
朝から作ってくれたのは
ゆずとハチミツの
ホットドリンク
それでもzero本番まで
声がれを引きずってしまった
プロとして失格だな
前日までツアーだったから
なんてのは
言い訳にはならない
でも帰宅時のアナタは・・。
「今日も良かったよ」
って迎えてくれるんだ
夜食に
野菜たっぷりの
鍋焼きうどんを作って待っていてくれて
・・・
「温まる~
美味い~」
「一人の体じゃねぇんだから」
「なに・・・?妊娠でもした?俺の子」
「それはそれでそうなったら嬉しいけどね?
風邪でも引いたらさ
日本中のファンの子が悲しむよって事」
「ははは」
この感謝をどうやって伝えようか
半同棲の俺達
日曜の夜は
ほとんど智くんの部屋にいる
俺が押し掛けるんだけど
月曜の
生放送があるからと
絶対に俺の部屋へは来ないから
「こっち来ちゃったら
意味ないじゃん」
「・・・ダメ?」
「・・・ダメなわけないじゃん・・・」
って受け入れてくれる智くん
11月26日
ケーキと
今年は奮発した花束
そして
あるものをもって
智くんの部屋へ
押しかけた
それらは一旦車へおいて
釣りに出かけていた
智くんの魚料理をアテに
酒を飲む
「最高だな・・・」
From・・・Sho
お話の続きです
お山コンビの
お話のはじめです