Sugar・・・3 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

BL要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします

さゆき宝石白さゆき

グラビア撮りの楽屋で

相葉さんに話しかけた

 

最近様子が変な相葉さんと

翔さん

 

心当たりのある俺・・・。

 

 

「相葉さん・・・」

 

「・・・・・・・」

 

「まーくん!?

寝てるの?」

 

「あ・・・ああニノ・・・何?」

 

「眠いの?」

 

「うん・・・ちょっと寝不足・・かな?」

 

「ねぇ・・・アナタ忙しいんだから

気を付けなさいよ・・?」

 

「うん・・ありがとニノ・・」

 

「まさか・・・。まだ続けてんじゃないでしょうね?」

 

「何を?」

 

「一度だけっていう約束で

教えたんだから・・・

今夜。泊まりに行くよアナタん家」

 

「えっ・・・?何で?」

 

「たまにはいいでしょ?」

 

「ダメだよ!」

 

「どうして?明日仕事ー」

 

「明日仕事早いし・・・」

 

「午後からだって聞きましたけど?」

 

「彼女来るし・・。」

 

「来たら帰りますよ?」

 

 

俺は・・。

相葉さんにあることを教えた

 

そのあること・・。

 

教えたことをこれほどまでに後悔するなんて・・。

 

 

相葉さんのマンションの下。

 

「彼女いると思うからさ」

 

「だから居たら帰りますよ」

 

「ニノ!」

 

 

相葉さんの部屋・・。

なぜかごくりと喉がなった

 

玄関を開けると

「やっぱり・・相葉さん!」

 

「ゆ・・昨夜・・・ちょっと・・」

 

「ちゃんと話して?」

 

部屋に漂う甘いにおい

パンケーキを焼くような・・

砂糖を焦がすような

甘い甘い匂い

 

 

 

 

 

 

「好きなんだ・・・

しょーちゃんが・・・」

 

「それは知ってる

解ってるよ

 

最近のアナタもそうだし

翔さんの様子から言っても

何だか変だ・・・とは思っていたんだけど」

 

「ごめん・・・」

 

「謝る相手は俺じゃないでしょ?

翔さんだって熟睡出来ていないはずだから」

 

「うん・・・」

 

「見境・・なくなるね・・・

翔さんのこととなると」

 

「ごめん・・・」

 

ぽろぽろと・・・涙を流し始める

相葉さん・・

 

 

始まりは半年以上前か・・・。

元気がなくて

思いつめた表情をする相葉さん

原因はすぐにわかった

 

彼女ができたらしい

翔さん

 

秘密主義の

翔さんは

絶対にその存在を

自ら明かすことはなかったけど

・・・他のメンバー同様

バレバレだったし

行動パターンが変わって・・。

そんな翔さんを見ていた相葉さんの表情が

曇り始めた。

 

「最初は・・・嫌がられたんだ

 

だけど一つになれた

充足感が忘れられなくて

回を重ねて

最近じゃ

受け入れてくれる節があってさ・・。

昨夜はね・・・」

 

「うん・・・?」

 

「昨夜はとうとう・・

抱いてくれたの。

オレだって事は

多分気付いていないけどね」

 

「そう・・・

別れたみたいだもんな

翔さんも・・。彼女と・・。」

 

「そんなの

すぐにわかったよ。

部屋が汚いんだもん・・

 

それもしちゃダメだって言われていたのに

片付けちゃったよ

くふふふふふ・・

 

ふっ・・・うっ・・

ごめ・・・」

 

話せば話すほど

涙があふれる

相葉さん・・。

観ているこちらも切ない

 

「いいよ・・俺と一緒の時くらい・・。

泣きなさいよ」

 

「ごめんね・・ごめん」

From・・・Kazunari