Sync・・・21 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

BL要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします.

 

**フォロワー・アメンバー

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をお読みください

 

このお話はフィクションです

 

宝石赤宝石赤宝石赤

「雅彦・・。

あんたのその出ていった嫁も役員で・・・

その実家も

担保に入っていたはずだ

でもまだましだよな・・・?

あんたたち両親と

両方のじいさんばあさん・・・

どうだ、ばあさんだいじょうぶだよな?

それでいいよな?」

 

「やめて・・・!」

 

おばさんが両手で顔を覆う

俺は

畳かけるように雅彦に言った

 

「お前の10歳の娘と

高校生の息子・・

路頭に迷うな

さぁ…どうする ?」

 

「・・・・・・・・・。」

 

「言っとくがな、

俺は高校生から

金を得る労働をした。

自力で高校へ通った。

それまでどんな生活をしたか

10歳の孫に味わってもらおうか?

高校生の孫に

めっちゃくちゃ朝の早い

新聞配達してもらおうか?」

 

「・・・・・」

 

「黙ってないで何とか言えよ!」

 

「・・・でもあなたは

雅彦のお洋服をもらって

お食事も・・・。

その恩は感じないのですか・・・?」

 

「はははっ・・・

それは話してはいないのか?

えっ?雅彦坊ちゃん?

それを得るために俺が何されてたか・・。」

 

「どういうことなの?」

 

「話題を変えましょう。

奥様・・?

あなたは・・雅彦や雅紀を産む前に

ご主人と、何されました?」

 

「は・・・はしたないことを・・・!」

 

「はしたない・・・ですか・・・

それ・・。口に銜えたことあります?」

 

「あ・・・あるわけがないでしょう?」

 

「翔・・・」

 

「その名で呼ぶな!と言ったじゃねぇか

さぁ・・・じゃぁ教えてやろうか?

10歳・・・といえばお嬢さんか・・・。

雅彦・・・想像してみろよ

自分の娘が同じ事されてるところ

具体的に俺が!説明してやろうか?」

 

「やめろ・・・やめてくれ・・・」

 

「じゃぁ自分で話すんだな

実の弟に5年間・・・

何をしていたのか・・。」

 

「どういうことなの?雅彦・・・?」

 

「いいいや・・・

顔がかわいかったから・・つい・・。」

 

「つい・・・で片付く問題じゃねぇだろ」

 

「だから・・・すまなかったって言って・・・」

 

「謝って済む問題なんだな?

じゃあ俺は

お前の子供たちに同じことしようか

ごめんで済むんだろ?」

 

「どうしたら許してもらえるんだ・・・・?」

 

「さぁな・・・俺はこの20年間ずっと

その苦しみ背負ってきたからな」

 

「母さん・・・俺・・。

本来なら夫婦になって子づくりすること

翔にしていた・・・」

 

「俺はあんたの孫娘と同じ年の

10歳の子供だった

屈辱的な言葉を浴びながら・・

口にも銜えさせられた・・・」

 

「あなたは・・・なんてこと・・・」

 

「おっと・・・奥さま・・・?

それは違うな

もし・・。

俺が空腹も寒さも

我慢しなくていい環境だったら

それはなかったと思うぜ?

それに・・。

そんな息子に育てたのは

他でもないあんただ・・奥さま・・?

はははっ

よくも・・それをぬけぬけ

『世話してやった』

などと・・言えたもんだな」

 

 

From・・・Sho

 

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

ふぶきです

 

お読みいただき

ありがとうございますおねがい