affection...5 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

 B L要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします

 

大野さんお誕生日に愛をこめて。

宝石赤宝石赤宝石赤

深いキスを交わした数日後

智くんは彼女と別れた。

「泣きわめかれちゃって・・・大変だったよ・・。」

 

「そっか・・」

 

「うん。でもちゃんと好きだったと思うんだ

だって選んだのは俺だし。

だからそんな彼女も受け入れたよ

冷静に話ができた。」

 

「うん」

 

「翔ちゃんのおかげだな」

 

「俺、何もしていないし・・・。

大変だったな」

 

「そう、それ。そんなこと言ってくれるからさ、

勇気って言うか。

ちゃんと向きあえた。」

 

 

・・・。そうだ。

俺達、「嵐の山」

とかって年長で。

誰にも甘えられなくて

・・・。そんな夜はどうしていたんだろう

 

今は。

 

自分に消化出来ない何かが起こった時は

お互いを呼びだす

「貝がいっぱいあるんだけど」

「画が完成した」

「いい酒が手に入ったよ」

「鍋食うか?」

 

理由はなんでも良かった

わかっていて行く部屋・・・。

 

今日は鍋を作ってくれるという

智くん。

めったに自分の家に人を呼ばない智くんだけど

俺は何度行ったかな

そういう意味では俺は智くんの特別なんだと思う

 

 

 

「おーーー良い牡蠣だな」

 

「だろ?それと。」

 

「はまぐりか!」

 

「そ」

 

「良い出汁出るぞ」

 

二人で鍋をつついて

ビールを飲んで

 

〆の雑炊を食って

 

交代で風呂に入る

 

そして・・・飲み直しながら語るんだ・・

 

程よく酒が回ると

求めるぬくもり

 

俺達は。確かな言葉も約束もないまま

身体をつなげた

 

男同士だとか・・。

メンバーだとか。

そんな迷いも初めだけだった。

 

レンアイにありがちな駆け引きとか

束縛とか

そう、次の約束なんてのも

微塵もなくて

ただ俺達は

誰にも言えない弱いところを埋めあった

 

みんなといる楽屋では

全く関係性は変わらなかった。

誰も気づかないだろう

俺達がそういう関係だとは。

 

いつか。

お互いを必要としなくなった時

信頼できる本物のパートナーができた時

そんな時は静かな始まりの時のように

静かに終わって

何もなかったことにできるって思っていたんだ

 

今日まで・・。

 

智くんがふと漏らした一言

「こんなことして・・

いいのかな」

智くんの 白 い 欲 を自分のカラダの中に受けた

その直後だ

呼吸も整わない汗だくの体で抱 き合って・・・。

 

「こんなこと・・・?」

 

「翔ちゃん・・・いつでもいいかんな。

俺いつでも引くかんな・・」

 

「引く?ってどういうこと?」

 

今まで・・何も考えていなかったんだ

俺達はコイビト同士ではない

だからカラ ダを求 めあえたのだと思う

自分本位だったから

 

でも・・・。求めてた。

カ ラダだけでは無い何かを

求めてしまったんだ

アナタに・・特別を

 

それでも。

「「こんなこと」じゃねえんだよ!」

そういう言葉を飲みこんだ

まだこの人への気持ちが漠然としていて・・

 

釈然としない自分の気持ちを抱いたまま

ベッドから起き上がると

ベッドサイドへ座った

 

汗をかいた身体はあっという間に冷えてくる

そこへふわりと・・・背中にぬくもり

「翔ちゃん・・冷えてる。風邪引くぞ」

智くんが背中に抱き着いてきた

「俺・・。この背中好き」

「うん・・・?」

「んふふふふ・・・」

「あっこら!」

「感度良すぎだな」

智くんのきれいな指が

つーっと俺の体をなぞって

俺のカラダが震えだす

俺は振り向いて肩越しにキスをすると

そのまま智くんを押 し倒 した。

 

 

 

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

こんばんは

ふぶきです

 

消してしまったお話と

大筋はあっていると思います

・・・かけました5話目・・。

ε-(´∀`*)ホッ

 

ひき続き、

「affection」

よろしくお願します。

乙女のトキメキ

始まりましたね、

東京。

私は明日、グッズ参戦です

 

 

今夜もお読みいただき、

ありがとうございますおねがい