Rolling days・・・下弦の月・・9 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

B L要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします

宝石緑宝石緑宝石緑

「・・・オレとしょーちゃんが仮にそうだったとして

それが何だっていうの?」

 

『・・・そんな不毛な関係・・

自分には想像すら出来ない程

・・異常です。

気持ちわる・・・』

 

えっ?

斎藤さん・・・?

 

『いえ・・・・何でも・・』

 

そうか・・・さっきから感じていた

嫌なプレッシャー

 

斎藤さんの・・・その目だ

まるでオレを汚いものでも見るような眼

 

「斎藤さん・・・?」

 

『とにかくそんな性的指向は、人それぞれだとしても・・・・・』

 

遠くに聞こえる声

オレタチ、キモチワルイ?

 

『・・・・お二人を守らなければならないんです・・・』

 

マモルッテ・・・?

 

『相葉さん!』

 

えっ?

 

「分かった・・・もうわかったから

しょーちゃんを・・そんな目で見ないで・・」

 

俺はトイレへ駆け込んだ。

 

もう・・・耐えられなかった

しょーちゃんがそんな風に思われること

しょーちゃんがそんな目で見られていること

 

オレが離れれば全部解決すると思っていた。

 

でもしょーちゃん・・わかるんだ

 

オレのことホントに好きだから

 

離れていくオレの事みる悲しげな眼

 

・・・食欲がなく

眠れない日々が続く

 

食っても味がわかわないし

無理やり食うから

吐いちゃうし

酒も受け付けない・・。

 

From・・・Masaki

 

宝石緑

宝石紫

「俺トイレ。」

 

「あ、そうだね。もう遅いし・・一回相葉ちゃんの顔見て

とりあえず帰ろう」

 

一つ上段の入院病棟に向かって歩く

階段を上がっていくと

 

「えっ?翔さん?

・・・翔さん?」

 

「翔ちゃんどした?」

 

こそこそと話すが結構響くな・・。

 

翔くんが

まーの病室の前でうずくまっていた

 

「なぁ・・・斎藤くん・・

雅紀に何言ったんだよぉ・・」

 

「えっ?」

 

翔くんが顔をあげた。

 

20年近く一緒にいるけど

初めて見るくらい真っ赤な目の翔くん

 

「翔さん!」

ニノが翔くんの横に屈む

 

「部屋へ・・・戻ろうか・・」

 

リーダーが促す・・。

 

 

 

俺は・・まーの病室へ入って行った

 

・・・だろうな・・。

翔くんがあんだけ泣いてんなら

こっちもだろ・・・

 

「・・まー」

 

「潤?」

 

「そう。潤です。ふふふふっ」

 

「くふふふふふ

しょーちゃんは?」

 

「扉の外で号泣してる。

バカだね、あんたら。」

 

「・・・泣かせちゃったんだ・・・オレ・・」

 

「そうだな、泣かせちゃったな。

しかも号泣

あんなに泣いてる姿みるの初めてだな」

 

「・・・・・潤・・・オレ・・・」

 

「とにかく。まーは早く体治さないとな」

 

「そうだね・・ねぇ、潤」

 

「うん?」

 

「知ってたんでしょ?オレ達のこと」

 

「・・・今更?とっくだよ。

あんたらが

くっつく前から知ってた

あんなロケ、ただのきっかけに過ぎないってこともね」

 

「そうなの?」

 

「ま、翔くんのほうは・・・あれだけど・・」

 

「あれ・・・ってなに?」

 

「あれ?

あれったら・・・あれだよ」

 

「何それ・・・くふふふふふふ」

 

「・・・リーダーはさ、年がら年中言ってるよ・・・?」

 

「ええー?なんて?」

 

「「翔ちゃんはヘタレだからなぁ」・・・ってさ」

 

「あーーー言ってるね・・・くふふふ・・・」

 

きっと・・・翔くんがさっきつぶやいた通り

斎藤さんが何か・・まーに言って

まーは

自分から身を引くつもりなんだろう

斎藤さんが・・この業界にいる斎藤さんが

意外にも

ものすごい偏見を持っていることに

俺も驚いた。

 

それと・・・。

感情に正直なまーは

すぐに顔に出る

そして翔くんのように理詰めで物事を考えない

そこに付け込んだ今回の斎藤君のやり方

俺は・・。絶対に許せない。

 

「翔くんになんつったの?」

 

「えっ?」

 

「まっ、だいたい察しはつくけどな」

 

「潤・・・」

 

まーと俺・・。不思議な関係

 

「そういえば・・もう何年か前からしなくなったね」

 

「そりゃそうだよ、まーは翔くんが好き

その翔くんもまーのこと思ってる・・

ってわかったらさ、出来ねーよ

翔くん・・・怖えぇし。」

 

「だね。くふふふふふ」

 

それは、儀式のようなもの

 

まーは、男にしては細いその体を

オレに預けてくる

決まって俺の右肩におでこを乗せて

しばらくじっとして

深呼吸

そして静かに

俺から離れていく

 

よほど辛いことがあった時は

俺の首に手を回して

泣くこともあった

 

そこに恋愛感情は全くない

・・・のだと思う

 

嵐結成のころの俺は

ひどかったからなぁ・・・

 

「まー?」

 

やっぱりか・・・泣いてる

 

「ごめ・・・ん・・潤・・しばらくお願い」

 

「おう」

 

でもこれはもう俺の役割ではない・・。

「潤・・」

「うん?」

「俺はしょーちゃんを守りたいんだよ・・・」

「向こうもそう思ってるよ・・」

「いいのに・・オレなんか」

「オレなんか・・・なんか・・なんて言うな」

「うん・・・そうだね・・・そうだったね・・」

「大丈夫、まーは一人じゃねえんだから」

「・・・ありがと」

「今夜・・。一人で大丈夫か?」

「一人のほうがいい」

「そっか・・・」

 

この期に及んで俺達にも気を使うまー

全くどんだけ傷ついてるのか・・。

 

From・・・Jun

 

乙女のトキメキ 乙女のトキメキ 乙女のトキメキ

おはようございます

ふぶきです

 

さっき

TV点けっぱなしで

少しウトウトしていたら、

TVからの

「嵐の・・・」

という声に飛び起きました。

ほんの2~3分の

その話題、録画出来ました音譜

 

来年平成30年の年賀状のCM

 

今日も元気で頑張れそうです

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。照れ