BL要素を含んだ表現がございますので
そぐわない方は
お読みになりません様・・。
お願いいたします
それでも
こうして一緒にいることが。
オレを観てデレ顔の
しょーちゃんがそばにいることがうれしくて
なのに・・。
気持ちはつらいんだ・・。
「相 葉・・くん・・・？」
しょーちゃんが俺の頬を触った・・。
「どうした？」
「えっ？」
オレは。泣いているの？
「ごめん・・・しょーちゃん・・
オレが・・・」
・・・キスさえしなければ・・・・
「オレがっ・・・」
・・・・自分の気持ちに気づいてよ
なんて言わなければ・・・・
「ごめん・・・」
「何で？謝る様なことされた？
とりあえず・・。
シャツ着ようか。」
そっか・・いつもの癖で
汗かくのが嫌で
シャツ着てない・・
「くふふふ・・・ひゃっひゃっひゃっ・・・」
「なんだよ・・・泣いたり笑ったり」
「うんなんでもないよ・・・ねぇ？
腹減んない？」
「そういえば・・。
でも家、なんもねえんだよな・・。」
「大丈夫。ゆうべ、チンするご飯発見したんだ。
それに・・。
冷蔵庫観ていい？」
「いいけど。くいものって言うより保管庫だぜ？」
「そっちのほうが何か発見できそう」
発掘できたのは
梅干し・ツナ缶・マヨネーズ・鰹節・・・。
「海苔がないからそのままね」
「お前・・・天才？
あるよ、海苔。
ちょっと前のだけどもらったやつが・・・。」
・・・。味付け海苔。
食べる時ちょっと手にべたつくけどいいか。
「うわーーいいにおい！ここでいいにおいって
初めてかも」
海苔の香りがする暖かいおにぎり
デリバリー寿司についてきたっていう
お吸い物と・・。
「しかもツナとか。」
「キッチンペーパーが有ってよかったよ
ってか・・・そんなに？」
「うん、めっちゃーうめー。」
口いっぱいにほおばって食べるしょーちゃん
「嫁に来てほしいよーー」
あのね、しょーちゃん
オレは、嫁にはなれないんだよ
「・・・・・・・。
食って、片づけたら帰るね」
「えっ？ジムは？それより・・。さっき
泣いたわけを知りたい
なんであんなに謝ったの？」
「オレさ・・
オレはしょーちゃんの嫁にはなれない」
「うん？」
「なりたくても・・なれない」
「うん。」
ぽつ・・ぽつ・・・と
断片的な話でも
真剣に聞いてくれるしょーちゃん
「それに・・ダメだよやっぱり
こんなカンケイ」
「どんなカンケイ？」
「男・・同士・・とか
普通じゃないだろ？」
「うん」
「でも・・キスだけだから」
「うん」
「まだ・・間に合うよ」
「間に合う？」
「付き合うって決めたわけじゃないし
なかったことに・・・す・・る・・・」
「雅紀！」
「えっ？しょーちゃん？」
オレはしょーちゃんの腕の中
だめだよ・・・決心が鈍る・・。
「お前が仕掛けてきたくせに！
でも俺も不安だよ
わかるから・・
その不安、
俺に引き受けさせてくれないか？」
しょーちゃんの腕を振りほどく・・。
「ちがうよ！それだけじゃねえよ！
それで・・しょーちゃん将来
ずっと独身とか！
ありえないでしょ？」
「そっくりそのまま返すぜ？
同じ立場だよ
恋愛するとき・・。
目の前のやつを
”好きだ”
って思って
こいつとずっと一緒にいたいって
そう思わないか？
その目の前のやつが
たまたま男の
雅紀だった
ってだけだ」
「しょーちゃん・・・」
「俺。何年かぶりにときめいちゃったんだよね」
「でもオレ・・
しょーちゃんの将来
ぶちこわしちゃう・・」
「だから同じだって。」
「どう同じなの？」
「俺もお前の結婚相手にはなれねんだよ！」
From・・・Masaki
こんアイバ
今日明日、
連休です
でもものすごい勢いで
雨が・・・。
とっても嬉しいことに
見に来てくださって方が大勢いてくださって
励みになります。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございます