山の日 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

もう過ぎたけど

山の日って言ったら・・。

 

 

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

時計の音が聞こえてきそうな

何となくの静寂に耐えられなくなって

最近気になっていたことを聞いてみることにした。

 

 

「なぁ・・・。」

 

「・・・・。」

 

「なぁ・・・。」

 

「・・・・・。」

 

「なぁ?翔ちゃん?」

 

「・・あ、俺?」

 

「んふふふっ・・・

そう、俺。」

 

だって。他に誰もいないじゃん・・。

 

「あ、ごめん。なに?」

 

「俺こそごめん。

そんな、集中してるとは思わなかった。

なんか面白いこと書いてあった?」

 

「いや・・特には。

・・・なに・・?」

 

おもむろに読んでいた新聞を

がさがさとたたむ翔ちゃん・・。

 

「あれ?なんだっけ・・・?」

 

「は?

兄さん、ボケるの早・・・」

 

「それだ!」

 

「なに?」

 

「最近・・俺呼ぶとき

名前じゃないじゃん。」

 

「えっ?」

 

「俺、好きだったんだよなー

翔ちゃんが俺の名前呼ぶの。

何で変わっちゃったんだろう?

何で?」

 

「・・・なんで?

・・・いや

特に意味ねーと思うけど

どうしたの?急に。」

 

「ふふふっ・・・」

 

そうだ。

なんで?

なんてどうでもいい。

立ちあがる俺を

翔ちゃんの目が追う。

 

「コーヒー・・飲む?」

 

「えっ?

あっ・・ああ、俺入れるよ。」

 

急にあわてだす翔ちゃん。

1か月くらい前。

コーヒーをドリップしながら

考え事していたら

何故か自分の指に

熱湯をかけてしまった

火傷は軽かったけど

しやがれの収録では

バンドエイドを巻くしかなかった。

まさかその手元がアップで

映し出さてるとは思わなかったけど。

 

「んふふふ・・

大丈夫だよ。

疲れてんだろうから

座ってな」

 

もうすぐ24時間TV

それに加えて

連ドラの撮影

昨夜も帰りが遅かった。

いや、朝帰り?

今日は

せっかくの休みなんだからさ

 

「お・・・いいにおい・・。」

 

その声に振り返えり

 

「匂う?」

 

と声をかける

 

「智くん!ちゃんと手元観て!」

 

あわてる翔ちゃん

かわいいな・・。

 

カラカラと音を立てるグラス

 

「え?アイスコーヒー?」

 

そうだよ。

ニノに淹れ方教わったんだ。

だって・・真夏だよ?

 

「うん?

ホットのほうが良かった?」

 

わかっていて聞いてみる

翔ちゃんは・・・。

 

「冷たいの好きだから。

頂きます・・

ウマ・・

淹れたて限定のこの味・・。

マジ美味いっす・・」

 

ソファの隣同士で座って。

撮影の話とか

明日のZEROのイチメンの話とかしながら

ゆっくり時間が過ぎていく

穏やかな休日

 

「どこにも出かけなくていいの?」

 

「智くんこそ。

行かないの?」

 

俺の問いかけに

釣りするゼスチャーで

聞いてくる。

その予定だったけどね?

 

「キャンセルした。」

 

「えっ?なんで?」

 

俺の休みは決まってた。

昨夜の翔ちゃんからのLINE

”撮影めっちゃ順調

今夜は遅くなるけど

代わりに明日は休み”

だからあわてて船長に連絡したんだ

『ごめん、明日キャンセル!』

 

何で?って・・・。

 

”智くん”って俺を呼ぶ

いとしい俺のコイビト

何か月ぶりだと思うの?

一緒の休日。

 

 

コーヒーのグラスをテーブルに置く

翔ちゃんのグラスも

手から離れたのを確認した。

 

だから・・だからさ、

翔ちゃん・・

翔・・。

 

 

                        From・・O

 

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

 

 

コーヒーの熱湯で火傷は

実体験。

実際には

お茶ですが。(笑)

湯のみから大幅にそれた

急須から出てきたほぼ熱湯が

見事に私にかかりました。

火傷にはならなかったものの

赤くなった指は

しばらく何に触ってもヒリヒリ・・。

 

後はぜーーーんぶ妄想です