関東も梅雨入りし、紫陽花が鮮やかな季節になりましたね。皆さん元気にお過ごしですか?

さて、今回は皆さんに会計のご報告があります。

今の皆様には直接関係はないお話なのですが、実はかつては会の設立当時から10年くらい前まで積立金があったようです。
その処遇について前・会長さんからご相談がありました。

かつては毎回の参加費をおひとりあたり100円徴収し、切手代などの通信費と集いのおやつ代として使われていたようでした。
ところが時代が変わり、アレルギー食のお子さんや、お菓子についての各家庭のお考えの違いなどから、食べ物は各自持参という形に変わりました。
そのようになってからここ10年ほどはまったく使い道がなく、利子のみで増えてる状態だったとのことです。

「さくらんぼクラブ」の名義で銀行に預けていて、前・会計さんから前・会長さんが引き継いで、
ずっと管理されていました。

一時、保険センター外で集いを実施する可能性も考えた時期もあって、その資金に充てることも視野にあったそうですが、結局は必要となることもなく今日に至る次第です。


前・会長さんが設立当時からいらっしゃる会員さんにも相談されて、将来的にも集いの形態が色々変わるかもしれないことを考えると、
残しておいた方がいいかなとも思うのですが、どうでしょうか、ということで、今の会長さんはじめ私たちの今の幹事の皆さんにご相談をいただきました。

そして皆さんで話し合って、これまで同様、当面まとまって出資を必要とする具体的な事案がなく、これからも時が経つに連れ幹事の顔ぶれは代替わりしていくのに、使徒のめどのない現金はそのままで、
まるでたらいまわしにして引き継がれていくのは管理が心配であり、もちろんやや危険な面もあるため、この機会に然るべき機関に寄付するなどして、清算しましょうということになりました。

さらに、寄付の内訳はネパール支援と東日本大震災の二つにしました。
理由としては信頼できる機関として日本赤十字社が両方の支援を行っていますので、日本と世界のそれぞれに手助けになるように、半額ずつにしました。
ゆうちょで窓口払いだと手数料が免除されることがわかりましたので、そちらで送金手続きを完了させた次第です。

前会長さんはこれらの手続きをすべて済ませ、領収や証明になる書類もしっかり入手、明示いただきました。

受領証


とても責任感の強く、的確な実行力がある人だったのだな、とあらためて感銘を受けました。

冒頭で申し上げた通り、現会員の皆さまの出資ではないので関係のない話題かと思いますが、当クラブがとても歴史があり、歩んできた道のりに触れていただけたらな、との
思いもあってご報告させていただきました。

今後、私たちの新しい世代でわくわくするような企画や、さらに活動の幅を広げ、自然に費用が必要になりそうな場合は、また皆さんとじっくり考えていきたいと思います。

以上、会計のご報告でした。