8.9 5年と121日目

出発時刻はおくれましたが、無事にインドに到着。

深夜に入国手続きです。

その入国手続きがやたらと遅い。

何に時間がかかってるんだ?ってくらいに時間がかかっています。

遅延したために他の到着便と重なって、余計に人が多かったのもあるかとは思いますが、

仕事が遅いです。

急ごうとか、手続きカウンターをもっと空けようとかもしません。

ゆっくりゆっくり進んで、もう少しというところで

「ビザ持っていない人は別カウンターに並んで!」

と係の人が叫んでました。

それはもっと早くに言ってくれれば、ぼくたちビザ持ちはもっとすんなり入国で来たんじゃないかな?

もうあとわずかの人を残したところで言ってほしくなかったですね。

とにもかくにも入国を済ませることができました。

到着ロビーで送迎の人が待ってるだろうなと思いながらも、

両替をしなくてはいけないので、両替所にいくと、

レートが0.465くらいでした。

1ルピー=約2円という気持ちで来たので、ものすごくぼられている気がします。

でも日本ではルピーに両替できないし、仕方がありません。

1万円で4700ルピーにしかなりませんでした。

節約して使いましょう。

無事に荷物も受け取り、送迎の人を探すと

4時間も前から待っていてくれた送迎の方がいました。

ぼくたちに非があったわけではないけど、実に申し訳ない・・・・・。

やたらとフルネーム確認してくれるなと思ったら、

その方、以前送迎でとんだ間違いをしたことがあったようです。

以前、送迎待ちをしていた方と合流して、ホテルに送り届けて、

すでに任務完了したので、自宅で寝ていたときのこと。

会社の社長から電話がかかってきたそうです。

電話に出ると、社長がすごく怒っていたらしいです。

というのも、本来送迎する予定の方が、空港で待っているということです。

どうして??

送迎する予定の方は「山田さん」

名字確認してホテルに送り届けた方も「山田さん」

たまたま宿泊先が同じだったため、ホテルでも気付くことがなかったようです。

急いで空港に行き、再度ホテルに送り届けたということがあったようです。

それ以来、その方は、フルネームで確認をしているとか。

確かに大事なことですね。

ちなみにインドでは「シンさん」が多い名字だそうですよ。

ま、ぼくらは3時間程度しか滞在しないホテルに無事に到着し就寝です。

残念なことに、インドではシャワーでお湯が出ないことが多いです。

疲れた体をウェットティッシュで拭いて長旅の疲れを癒します(笑)

中級?上級以上のホテルでないとお湯は求められませんね。

さてさて、1日目は長いです。

デリーからバラナシに移動します。

ただ、3時間後起きたら外は豪雨でした。

インドは雨期。

そんなのは承知で来ましたが、こんな豪雨が毎日続くのか?と思うと・・・・・。

ホテルから空港に向かう間、相当たまった水たまりの中に車ごと突っ込んだとき、

レスキュー!と思いました。

エンジンを吹かす運転手さん、平静を装うガイドさん、

ぼくたちはヒヤヒヤ。

何とか水たまりを脱出して無事に空港につきましたけど、

実はガイドさんもアウト!と思ったそうです。

ほんとに無事に到着してよかった。

さて、バラナシまではインディア航空で移動です。

初のインディア航空にテンションがあがってます。

しかし、離陸のとき、エンジンがかかったとき、飛び立つときの音の大きさにびっくり。

ぼくたちは、どこかの整備不良で落ちるんじゃないかと思いました。

1時間くらいのフライトでしたが、無事に着いた時には命拾いしたと思いましたね。

バラナシに到着した時には、天気は晴れ。

やったー!!

晴れはいいけど、外にいるだけで汗がでます。

気付くと汗をかいています。

そのくらい気温と湿度が高いです。

今日の予定は、サールナート観光とヒンドゥー教のプージャ(お祈り?)の見学です。

サールナート観光

サールナートはブッダが初めて説法を行った場所で、

いろいろな国の仏教徒が訪れ、自国の様式のお寺を建てたそうです。

日本のお寺もありました。その中で観光したのは3か所。

①ムルガンダクティー寺院(スリランカのお寺)
日本の画家が壁面いっぱいに絵を描いています。
ブッダの一生を描いているようです。日本人がかいたからなのか、絵が見やすかったですね。
靴を脱いで入らないといけないので、寺院前で靴を預けます。
そこには子どもが預かり人としているので、チップを10ルピーあげます。

②考古学博物館
ここは写真NGです。第1世紀から第18世紀までの発掘されたものが展示されています。
カメラとかバッグとか持ち込めないので、パスポートとかお金だけもって入場します。
入口に4面ライオン像がいます。
インドの国章みたいで、お金を始め、政府関係のものにはライオン像が描かれているようです。
発掘されたものが展示されているのですが、いろいろとかけていて、
もう少し丁寧に発掘しないものなのかな?とも思います。
ガイドさんもべたべたと触りながら説明してくれているけど、触ってもいいものなのかなぁ?

③ダメークストゥーパ
ブッダが最初に説法を行った場所と伝えられているようです。
三蔵法師も来たことがあるとか。
ネパールのどこかとブッダガヤに次いで3番目に大きなストゥーパのようです。

ヒンドゥー教のプージャは迫力がありました。

ちょうど祭りの時期だから、いつもよりも混んでいるということでしたが、

ガンジス河を求めてくる教徒の熱気がすごくて、圧倒されました。

ほこりも多かったですし、呼吸が苦しくてその場にいるのが必死でしたね。

ガンジス河に向かって、火を捧げる儀式がにぎやかに行われるのですが

仏教すらよくわかっていないぼくがヒンドゥー教の行いを見てもよくわからないのは当然でしょう。

でも、こんなに宗教を深く信仰している人たちの熱意というのは軽んじてはいけないなと感じました。

それぞれにいろんな想いがあるから、それは尊重していたいと思います。

ガンジス河には遺体も含めいろいろなものが流れていると聞きますが、

ガイドさん曰く、遺体は基本火葬するそうですが、妊婦と18歳未満の子どもはそのまま流すということ。

ガンジス河のボートに少し乗りましたが、遺体とのご対面がなかったのが幸い。

ナムナムです。

明日の沐浴風景はどんなものだろうか?

それを楽しみに今日は休みますが、

尋常じゃない汗をかいたので、今日はシャワーを浴びたい。

ガイドさんにお湯が出るかどうか確認してもらったら、

やはりお湯は出ないということ・・・・。

その代わり、バケツにお湯を入れてもってきてくれました。

熱湯を水と混ぜて体を洗う、何とも古風な感じでしたが、

汗を流せてスッキリ爽快。

5時発。早起きがんばります。




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