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前回の続きです。
ネットに載ってる父親の写真を拝借しました。
これが。。。
こんな形相に
母親はこの日、発言を一度もする予定がないため、ベンチではなく弁護士の隣に座っていました。
実際に見た人たち曰く、母親のことをこのように表現。
弁護団の一員のように凛としていた
角度としてはこんな感じ。
母親は目の前にいた夫の方に視線を一度も送ることはなく、まっすぐに検察側を見ていたそうです。
お互い何を思うのか。。。
父親が証言台に登壇後は、全て弁護側が父親に質問してそれに答える、の繰り返し。
要点は以下の通り。
事件当日、娘が頭部を持ってきたことを知っていたのか
「知らなかった。翌日、『首拾った』と言われ初めて知った」
殺害に出かけたのを知っていて送迎したのか
「SMプレイに行くと思っていた。キャリーケースにはSMグッズが入っていたと思っていた」
頭部の損壊をいつ知ったか
「カメラの撮影を頼まれて浴室に入った時に初めて知った」
。。。。
嘘つけぇ
キャリーケースにノコギリ持ってSMプレイに行く女がどこにおるんじゃ
まあ、淡々と自己弁護の言い訳を述べる述べる
なぜ警察に通報しなかったのか
「娘を裏切ると思いできなかった」
あのぅ。。。亡くなった方の人権は。。。
人を殺してきた我が子を叱れないし警察に突き出さないし。
意味わからない
頭部を持って来た娘に対し恐怖はなかった
「恐怖はなかったが、それを否定した時に娘が壊れることは許容できなかった」
こんな理由で、娘が損壊した頭部を「私の作品見て
」と言った時「いいねぇ」と褒めたと
（もちろんいいとは思っていない
）
娘に日頃支配されていたのか
「支配はされていない。こちらがたしなめたら言うことを聞いてくれることも多かった。ただ、これ以上娘を壊してしまうのが怖かった」
ちなみにこれ、母親の裁判です。
父親の裁判のようになっています
そして、初公判で、さも娘に支配されていたかのように振る舞った母親。
娘に全責任を押し付けたのは、それはそれで戦略としてはありだと思いました。
でも、父親が今回母親の発言を覆しちゃったよ
しかも母親の弁護士の質問によって。
どういう戦略なのか、全く予想が立たない
これじゃ、両親どうにかできたでしょと判断されるよ。
いや、そう判断されてほしいけどね、私は。
そして極めつけはこの発言。
前回は
私は奴隷ですと娘に誓約書を書かされ、リビングに貼らされたという支配された母親のストーリー。
それも見事に覆してしまった。
「字のきれいな母が代わりに書いただけ。
それを貼ることでお札的な役割として、娘がおさまると思った」
うーん。。。
これは言わない方がよかったのでは
最後まで可哀そうな両親を演じた方が。。。
どうでもいいけど
そんなこんなでカオスな内容となって、中途半端な供述で午後５時過ぎに閉廷。
父親の供述の続きは次回に持ち越し。
今回の母親の検察と弁護側の争点は真っ二つ。
殺すことを知っていたのか。
事後報告だったのか。
これを明らかにしなければならない。
これによって両親の罪の重さが変わってくる。
もし殺すことを知っていたとしたら、
止められたのではないか。
それとも止めることはできない状態だったのか。
もちろん検察側は、殺すことは事前に知っており、止めることはできたと言っています。
それに対し、弁護側は事後報告でなすすべもなかったと言っています。
でも、異常な家族関係をアピールするならば、今回の父親の発言はうーん。。。なわけですよ
なんだかよくわからない展開になってきた
被害者のお子さんが言っていたそうです。
父は3度殺された。
一度目は娘に刺されて。
二度目は持ち帰った頭を損壊されて。
三度目は世論から「殺されて当然だ」と言われて。
これは私も思います。
マスコミは、インタビューにベラベラと答えていた加害者の祖父の
「孫はレイプされた」という報道を真偽がわからないまま発信してしまった。
一方の遺族側は何も反論できない。
だって、死人に口なしで真実がわからないんだもの。
これだと、何でもいいから言ったもん勝ちでしょ。
いつも思う。
被害者を叩く風潮はなんとかならないのだろうか。
女装家だから
避妊具をつける約束をやぶったから
だから殺されて当然
「モラル」の定義がわからなくなる。。。
