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思春期の子は常に意味もなくイライラ、モヤモヤしています。
「誰もわかってくれない」
「わかったふりなんてしてほしくない」
まさに尾崎豊の15の夜
でも、所詮まだ子供。
気持ちを的確に言葉で伝えることができないので、解消法は「親や先生への反抗」といった形でしか表せません。
桜子もまず返事をしません。
なにか伝えると仕方なく「はいはい」と答えます。
「『はいはい』はやめな」
と言うと、
「はいはいはい」
ムキ~
わかっていてもついつい同じ土俵に立ってしまう自分がおバカ
思春期と反抗期が同時に重なる場合、タイプは3つに分かれるそうです。
親が話しかけても返事をしない
〈コミュニケーション回避タイプ〉
『うるさい!』『ほっといて!』と反発する
〈闘争タイプ〉
『このままで大丈夫?』と親のほうが心配になる
〈反抗期がほとんどないタイプ〉
このうち、反抗期の5割を占めるのが、コミュニケーション回避タイプ。
しかしこれも、今日はコミュニケーション回避、明日は闘争、とコロコロ変わるケースがほとんど。
親が話しかけても何も答えず、乱暴にドアをばたんと閉めたり。
長男も桜子もまさにこんな感じだわ
長男の部屋のドアなんか歪んじゃって閉じないし
コミュニケーション回避タイプは、初期段階は親が話しかけても、「知らない」「さあね」と気のない返事をします。
一番大事なのは子供の反応が薄くても
親が後追いしないこと
返事がないからといって執拗に
「どうしたの」「返事しなさいよ」
と言うと、ますます拒絶をしてシャッターをガラガラ下ろしてしまいます。
自分の世界観を保つために「これ以上関わらないで」とアピールしているものを、こっそりふすまを開けてしまっては、娘さんに姿を変えて恩返しに来た鶴が姿を見られて飛び立ってしまうのと同じ
思春期の子の立ち入り禁止エリアに親がズカズカ入り込むと、自分の世界が荒らされ、完全に心を閉ざしてしまいます。
私が桜子のLINEをあえてチェックしないのは、そのためです。
こんな態度を取る一方で、自分が話しかけたい時にはこちらが何をしていてもお構いなしに今日あった出来事を話してくるのが子供の身勝手なところ
その時に上の空で聞いていなかったり、生返事をしたりすると
「この親は自分の話を聞いてくれない」となってしまうので、子供の方からコミュニケーションを取りたがっている時は、最優先で聞いてあげることが必要です。
めんどくさ
子供は、今の荒れている自分を親はどう見ているのか、それでも好きでいてくれるのかとこうやって試し行動をしてきます。
なので、思春期の子供との歩み寄りができるかできないかは、このタイミングにかかっています
逆に言うと、この瞬間に適切な行動を親が取れるかどうかで、子供からの信頼を勝ち取れるのです
生意気な口をきいてきても、無視したりしても、人生の中のたかが数年のこと。それがつらいのだが
思春期が終わったら、反抗も見事になくなることを長男が証明しました
そして、その時期に私が取っ組み合いしながらも決して心を離さなかったことを、本人も身をもって知っています。
だからこそ20歳を過ぎた今、私に対してすごく思いやりを見せてくれています
思春期のお子さんを持つお母さん、スルースキルを身につけて耐えましょう
私も今桜子にやられています