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一気に連載していたらちょっと息切れしました
本日文春で5ページにわたって初公判の記録が明かされるようです。
文春記者も頑張って並んだんだなー
読みたい方はお金を出してそちらでどうぞ。
とんでもなくおぞましい事件の全容が描かれていると思います
刺激に慣れすぎた現代社会において、この事件は一種のエンターテイメントかもしれません。
多くの人が求めている、強い話題性があることは間違いありません。
でも、さすがに死者をネットで冒涜するのは気の毒。
「死人に口なし」で、本人も遺族も反論の機会すら与えられないのに。
被害者の名前を検索すると、検索項目のトップに「自業自得」と出てきます。
いかなる理由があっても、人の命を奪うことは許されません。
ただ、被害者が夜のススキノに毎晩のように繰り出していたことで、サイコパスと出逢う確率を高めてしまい、しかもサイコパスを怒らせてしまった。
普通なら違う方法で怒りを対処するところを、思考の歪んだその女は
殺すことで解決した。
これぞ不遇な
「引き寄せの法則」です。
さて、裁判の休憩時間のことです。
公判開始から1時間が経過した頃、10分間の休憩が入りました。
「トイレに行ってもいいけれど、再度身体チェックをするから再開に間に合わないかもしれない。
間に合わなければ入ることはできない」
と注意事項が述べられたので、席を立つ人はほぼいませんでした。
その間、私は最前列で母親をじっくりと観察しました。
弁護士3人が立って母親と挨拶し、談笑していました。
母親は何度もお辞儀をして、控えめに笑顔で対応していました。
これが彼女の本来の姿だと思いました。
被告に寄り添った、心を許せる優しい弁護士たちなのだろうと推測できます。
その後、彼女は再び腰縄と手縄をつけられて一旦退出しました。
私はそれを見届けてから、隣のペンを貸してくれたおじさんに、
「さっきはありがとうございました。すごく助かりました」
と話しかけました。
「ボールペンを2本持つのは、傍聴の鉄則だよ
僕も昔インクが切れて焦ったことあるからさ」
めっちゃウケる~
なにこのオモシロおじさん
聞くと、定年退職後の暇な時間を使って、毎日いろんな裁判を傍聴してるとのこと。
昨日は離婚裁判に行ったそう
「民事は和解に持ち込むから面白くないんだよねー」
だって
傍聴のプロのおじさんに手ほどきを受けているところで休憩時間が終わり、裁判が再開。
再び母親が腰縄をつけて入場してきました。
45度の角度で丁寧なお辞儀をして。
先日、元放送局のツテをたどって、事件が起きた札幌の放送局の情報を入手してもらいましたが、報道局の職員が総出で50人並んでも、当選は3名だけだったそうです。
誰もが傍聴券を求めて必死
マスコミでさえ手に入らない
一般として抽選に並び、当選した時点で前列のマスコミ席に座れることがわかりました。
ふらりと行っただけなのに、
私ってすごい強運
と改めて思いました
ところで最近、季節性の花粉症が今年は喉に来てしまい、アレルギー性喘息を発症しています。
この1週間咳が止まらず、夜、眠剤を飲んでいてもむせ返って起きてしまいます。
今週は激務で今日までに4回講演があり、さらに長時間にわたる取材が2回。
無理をして声を出し続けた結果、完全に喉が潰れました
今日もこれからカスカスの声で講演に行ってマイクを握ります
昨日は、こみあげてきた私の咳が止まるのを、受講生の皆さん黙って待っててくれました
あー情けなし。。。
咳しすぎて肋骨と腹筋が痛い。。。