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大注目のススキノ首切断事件の初公判。

 

 

定刻ちょうどに傍聴発表の紙が貼り出され、人が一斉に群がりました。

 

その瞬間

 

「なーんだ外れたわ」

 

ときびすを返す人続出アセアセ

 

後ろから恐る恐る数字を探した私。。。

 

最初から番号を見ていくと、一桁、二桁台もたいしたいない滝汗

 

いよいよ3ケタ。

緊張しすぎて目が泳ぎ続ける驚き

 

 

私の番号下矢印

 

254、254、254。。。

 

 

あれはてなマーク

 

載ってるびっくりマークガーン

 

ウソでしょ!?

 

驚きすぎて3度見滝汗

 

 

やっぱり間違いない。

200番台もほとんどない中で。

 

マジではてなマークマジではてなマークマジではてなマークはてなマーク無気力

 

 

何が何だかわからず、パニくって血の気が引いてきた宇宙人くんピリピリ

 

 

仲間うちで来ている人が多く、

「外れた、当たったびっくりマーク」と騒いでいる中、

独り身の私は笑すかさず次の行動に移り、関係者にリストバンドを見せ、当選用の2つ目のリストバンドを装着されました。

 

 

滝汗「倍率どのくらいでしたかはてなマーク

 

お父さん「おそらく8倍くらいかと」

 

うわー。

 

やっぱりもってるわ。ワタシニヤリ飛び出すハート

 

赤薔薇赤薔薇赤薔薇

 

まずは1階、入庁前に空港のように荷物チェックと身体チェック。

 

スルリと通り抜け、裁判が行われる8階へ。

 

この時同じエレベーターに乗ったのは第一陣の数人。

 

メモ帳とペン以外は持ち込み禁止だったため、荷物をロッカーに入れ、その上で2度目の身体調査。

 

そしていざびっくりマーク入廷筋肉

 

 

初めて法廷に入ったよ驚き

 

 

ほんとこんな感じ。

 

大きな部屋なので、裁判官が前に3人、後ろに4人もいる。

 

1列目から3列目まではほぼ報道機関のシート。

 

1列目の一般傍聴は4席だけでした。

 

早く入ったから、

 

その4席のひとつ、ゲットしたーーーデレデレ

 

最前列よはてなマーク

 

被告人の表情丸見えの近さ。

 

席に着くとお得意の観察。

まずは座席数を数えました。

 

 

約50席って言っていたけれど、それは報道席を入れての数で、一般傍聴席は30数席しかなかった。

 

 

だから実際の倍率、約10倍びっくりマーク

 

しかも最前列座っちゃった。

 

 

大丈夫かなぁ私ゲロー

 

こんなところで運全部使いきってないよねアセアセ

不安になるくらいの当たりだわ宇宙人くん

 

 

水原いっぺーが大谷君の通訳になったことで運を使い果たしてギャンブルに勝てないのと同等のレベルで考えちゃった笑

 

赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇

 

そのうち、どんどん席数が埋まってきました。

 

 

一般傍聴人はほとんどメモ帳を持っておらず、単なる野次馬ニコ

 

 

前列8席の報道席に法廷画家が3名。

 

 

サラサラと消しゴムを使わず描いていきます。

 

 

3人とも裁判官の顔を最初に描いていた。

 

なるほど、デッサンってそういう手法なのね気づき

 

 

すごーいポーンドラマの世界を覗いているみたい。

 

 

しばらくすると最初に検事が2人入って来ました。

 

続いて弁護士側が3人。

 

 

そして開廷時刻の午後3時、後ろから女性が大きな声で呼びかけました。

 

「今から2分間報道用のカメラを回します。よーい、スタート」

 

正面を向いた裁判官たち、お互いを見合わせる形で座っている検事と弁護士、全員微動だにせず。

 

 

 

 

おー、これがいつもテレビで映る映像かお願いキラキラ

 

私たち傍聴人も固まっていました。

 

特に私なんて最前列だから、次の日テレビ見たら頭映ってたし笑

 

 

「1分経過」

 

「あと30秒」

 

これだけ大勢がいるのに、声をかける女性以外、音が一切しない。

 

誰も動かないから衣擦れの音すらない。

 

無音すぎて、キーンと耳鳴りがしてくるくらいの張り詰めた空気感。。。

 

ゲッゲロー

そういえば私、お昼ご飯食べてないアセアセ

 

ここでお腹が鳴ったら末代までの恥。。。笑い泣き

 

 

幸い緊張感で胃が縮まってそれどころではありませんでしたがネガティブダッシュ

 

 

 

これが殺人事件の裁判なんだ。

 

ホンモノなんだ。

 

赤薔薇赤薔薇赤薔薇

 

「撮影終了びっくりマーク

の合図で、テレビカメラが続々と出ていくと、いよいよ目の前のドアが開いて警察官の姿が見えました。

 

 

その警察官に誘導され、腰と腕に綱をつけられた女性が入って来ました。

 

 

報道で唯一顔写真が出ていなかった母親。

 

それは全く予想もしなかった姿でした。

 

ピンと伸びた背筋、細身の身体に白髪を束ね、メガネをかけた、知性と品を感じさせるおばさん。

 

 

ロングカーディガンとロングスカートを履いており、足元は逃亡防止用のスリッパ。

 

 

ドアの前で丁寧に一礼し、私の目の前をゆっくりと通り過ぎていきました。

 

 

これは画家が描いた母親の顔です。

 

後ろの傍聴人に私の影もある笑

 

 

でも、実際はこの絵よりももっと清楚で感じが良く、美しい人でした。

 

 

とても信じられない。

今私の目の前にいるこの人が、ゴミ屋敷の住人だなんて。

あんな恐ろしい事件を起こした女を産み育てた母親だなんて。