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桜子と病院から帰宅した頃、学校から電話がありました
新しい担任は、新任の30代前半、フレッシュ男性
これまで新任の先生に当たったことがないから、桜子の扱いに関してちょっと不安だけど、やる気満々で人柄も良さそう
その日の夜、入学式で配られた紅白餅をわざわざ自宅まで届けに来てくれました
さらにママ友からも、新しいクラスのメンバーをLINEで報告してもらった
男女とも桜子と仲の良い子ばかり
しかもしかも、私にとっても嬉しいことが
私、学校のママ友は3人しかいません。
少数精鋭派ですキリッ
いや、厳密に言うと、ママ友ではなく友達
桜子の難しい特性を理解した上で、入学前から私と仲良くしてくれている有難い存在
でも、その3人の誰ともこれまで同じクラスになったことがなく、4年間孤立無援だった私はクラスで必要なものがあっても誰にも聞けない状態でした
今回、その3人全員と同じクラスになったんです~
ここに来て私、超ツイてる
一度も行ったことのない授業参観、卒業まで行かない
と思ってたけど、行けそうな気がする
5年生にして今さら参観デビューとか
クラスのお母さん方、私の顔誰も知らないと思う
始業式から約3週間。
桜子、今のところ問題行動も起こさず、みんなと仲良くできているようです。
休み時間も、これまで関わらなかったいろいろな子と楽しく遊んでいるそう。
まさかこんな日が来るとは。。。
みんな一緒に成長できた。桜子も成長した。
人間関係の構築って、こうやって失敗を繰り返しながら学んで大人になっていくんだなぁ
今低学年の困難児を抱えて真っ暗闇の保護者さん、希望を持ってください