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前回の話から少しわき道に逸れ、私の武勇伝をお話しします
ホントは長男のことを赤ん坊の時から時系列で書こうと思ってるんですが。。。
いつまで経ってもその時がやってこないので、小出しにします
まず前置きとしての情報から。
私は長男が小中学校時代、PTA会長を務めていました。
プラス、地域の防犯協会、交通安全委員、青少年育成委員、学校評議員、町内会役員、連合町内会など、多数のボランティアにかかわっていました。
なので、地域の名士的存在で(金持ちじゃないけど)、多くの人が私の顔と活動を知っていたため、いろいろなことに融通が利かせられました
なぜ私が忙しい仕事の合間を縫ってこんなことをやっていたのかというと、私が学校のため、地域をより良くするために頑張る代わり、多くの大人たちに長男を見守って理解してほしかったからです。
でも、これらは私が進んでなったものではありませんでした。
目立つのは苦手です。
トップの地位はなおさら嫌いです。
出る杭打たれたくないもの
でも、私の知名度や職業を知っている人たちにお百度を踏まれ、頭を下げられ、こうなってしまいました
なにせこういった活動も結局は仕事みたいなもの。PTAも、マルチタスクが働く人間が重宝されるからです。
結果的に私の捨て身の行動は、長男の健全育成におおいにプラスに働きました
ありがたいことに、学校の先生をはじめ多くの人たちが長男を見守ってくれました
そのことを長男は、先日の会食で私に聞かされて初めて知ることになりましたが
一生感謝謝しろよ
長男が小学6年の時、うちのクラスは荒れに荒れて、
27人しかいないクラスで10人以上が不登校になりました
その原因は一人のガキ大将がみんなをいじめて支配したからです
それに便乗して数人の男子が授業を妨害し、しまいには担任も不登校になりました
担任や教頭がいる時は大暴れするので、学校から私にSOSが出され、都合のつく時は私が授業を見守りました。
私がいる時は、みんな暴れませんでした。
それは背後から威圧ビームを送る私の存在が、教師よりも恐ろしかったからです
おかげで私の息子である長男もいじめの対象にはなりませんでした。
が、最悪の小学校時代となりました。
桜子が入学時にはまたPTA会長にと校長に言われましたが、
あえて桜子を地元から切り離したのは、そういった理由があります
小学校を卒業後は、地元の中学に進学するわけですが、そこもまた市内でもトップクラスの荒れた学校
隣の小学校と合同になるんだけど、その学校にも悪名高いクソガキがいました
そいつと同じ学年になることを、私は早くから懸念していました。
でも、同じ小学校からのガキ大将もいて、そいつも心配のタネ。
中学の校長、教頭は早くから私に目をつけていて、入学前からPTAの打診をされました
もう嫌だったんだけど、中学はなにせ内申が入ってくる。
絶対に提出物をあいつは出さない
授業中も座っていられないだろう。
「長男の特性に配慮してくれるなら」
という条件で、再び中学でもPTA役員を引き受けました。
中学校は4クラスありましたが、私は
「同じ小学校のガキ大将とその一味は同じクラスにしてくれるな」
と先生に伝えました。
その代わり。。。
その悪名高いクソガキと同じクラスになりました
しかも中2・中3の2年間も
このクソガキは、小学校のガキ大将や、桜子の過去の他害とはわけが違うレベルです。
小学生にして彫刻刀で人を刺すような子です
なのに、どの被害者の保護者も動かない。
それが不思議でなりませんでした。
そのクソガキは、中2のクラス替え以降、自分の席の周りになった子を手あたり次第殴ったりイジメました。
おかげでそいつと席が近くなったら最後、男女とも多くの子が不登校になりました
でも、いくら保護者たちが学校側に訴えても、学校は
「不登校は一概に学校のせいとは言えない」
という保守的な答え
そりゃそうだけど。。。
でも発端はそいつだよね
そのクソガキのおかげで、通常はクラスに2~3人の不登校が、うちのクラスにいたっては
15人くらい
合唱コンクールなんて人数が少なすぎて、当然声のボリュームも小さく、このクラスの保護者であることが恥ずかしいレベル
ここまで問題行動を起こすのに、クソガキの親はもちろん、被害者の親も誰も何もしませんでした。
クソガキは
悪さをする俺ってかっこいい
と思っており、校門前で早朝6時に爆竹を鳴らして地域住民から警察に通報されたり、校内でタバコを吸ったり、教師を殴るのは日常茶飯事。
30代の担任はあまりのストレスで心不全を何度か起こし、長期休業を余儀なくされました
イマドキこんなバカいるのってくらい、どーにもならないヤツ
でも、少年院に入るところまでの悪さはしないのが、また憎たらしいところ
うちの長男は私と同じでそつなく人間関係をこなせるので、そいつともうまく距離を保って付き合っていました。
でも、そのうち男子の不登校の人数が増えていくと、ある時から
長男がターゲットにされてしまいました
これまで被害者のお母さん方に相談されて、アドバイスをしていた私も、自分の子が被害に遭ったらタダでは置かない
ソッコー動きました
もちろん感情論ではなく、頭を使って