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国内トップクラスのとある大手塾では、低学年では国語はそんなに教えません。
代わりに親に指導することは
4年生頃までに本をたくさん読ませなさい
これには私も激しく同意です
教育関係の本の著者もこぞって同じことを言っています。
幼い頃から親が読み聞かせすることが大事。
(自分で読んだら文章を読むことに一生懸命になり、頭に内容が入らないから)
本にたくさん触れて、本を好きにさせる土台を作ること。
桜子に限って言えば、保育園が横峯式で教育熱心だったこともあり、保育園に丸投げ
本を読んだ数だけシールを貼っていくんですが、卒園までに1000冊以上の読書を達成していました。
私が毎週図書館に連れて行くと、選ぶのは決まって図鑑などだったので、
私としては
「物語を読んでほしいなあ」
と思っていたんだけど、保育園で読んでるから、ま、いっか
小学校にあがって以降、自分で好んで読んでいたのは、
四字熟語辞典、慣用句辞典、ことわざ辞典
おかげで、ただでさえ言語IQ154なのに、さらに語彙力が上がってしまい、口達者で生意気な小娘が出来上がってしまいました
そんな桜子が今ハマっているのは、重松清の「さすらい猫ノアの伝説」シリーズ。
シリーズ化しているので、図書館で借りている他、重松清の著書は学校の図書室にもたくさんあるので、重松清を選んで読んでいます
好きな作家ができるって、とっても良いこと
私が桜子の年齢の頃は、ダントツ赤川次郎というか、年長さん頃から
その後は、純文学の芥川龍之介や井上靖、川端康成、太宰治などから、トルストイやヘミングウェイなど、あらゆる文学を読みまくりました
中学生の時、読書感想文でヘルマンヘッセの「車輪の下」を書いて大賞を獲ったこともあります
つまり、私自身の経験と、桜子が国語力が上がった理由を考察して思うことは、
国語力を上げようと親が躍起になって低学年から問題を解かせまくる前に、まずインプットをして読解力を深めること
が、長い目で見た時に何より大事だということです。
桜子は年間を通してたくさんの公的なテストを受けています。
点数はどうでもいいです。
テスト慣れさせるためです。
終わった後、必ず言うのが
「国語の問題の話、めっちゃ面白かった
続き読みたいから借りてきて」
緊張感なんて全くなく、テストの感覚もなしに、ただただ物語を読んで、それに対しての問題に答えているだけなんです。
結果は。。。最近点数は良くないけど
でも、これってとても大事なテストへの向き合い方だと思います。
最近は国語も英語も、高校受験、大学受験ともに難化して平均点が落ちています。
長文読解ができない子が多いからです。
でも、物語と思って読めば、頭にスラスラ入ってくる。
実は私もこういうスタンスで現国は常に満点でした
教えていないけれど、桜子も身についちゃった
オススメなのは、国語の問題に取り上げられた本を読むこと。
テストの題材に取り上げられるのには理由があるから。
より思考を使う内容で、読み物として優れていると認められたからです。
読んだ後は、必ず感想を聞いてあげてください。
感じたことをアウトプットさせる訓練も大事です
「おもしろかった」としか言わない語彙の足りない子には
「どんな場面がおもしろかったの好きなセリフはあった
」
などと親が聞いて掘り下げることで、考える力が養われます。
本が苦手なお子さんは、小さな子が読む絵本もオススメです。
とくにアンデルセンやイソップ童話、日本のおとぎ話には、必ず教訓が詰まっています。
それは勧善懲悪
善良な人や良い行いをした人が報われ、悪者はこらしめられること。
子供を健全育成するための基礎的な教育が、絵本から学べます。
余談ですが、私、小さな頃から「マッチ売りの少女」が大好きでした。
それこそ本が擦り切れるほど読み、考えて、それでも答えはいまだに出ません。
アンデルセンはこの物語で何を教訓にしているのだろう
子供の頃からかわいそうと思ってきたこの少女、大人になって親目線で読んでもさらに疑問しか湧きません。
何年もずっと考えてきました。
マッチ売りの少女は不幸だったのか。
あの夜、おばあちゃんの幻を見て凍死したことは幸せだったのか。
「マッチ売りの少女」のあらすじや生い立ちについて、ひたすら考えていた変な子供でした
その突き詰めた思考力が、今の私の生き方や作家活動に活かされています
なんかやっぱり私も桜子に似てるかも